教育

高校の特別支援教育ではどんなことをしているの?

投稿日:

学校教育法は、特別支援教育の実施について特別支援学校や小中学校だけではなく、「高校もその対象になる」と明記しています。しかし、実際には小中学校の通級指導のような「特別の教育課程」を編成する制度が高校にはありません。
昨年、文部科学省は、高校における特別支援教育の充実方策を検討するため有識者らによる協力者会議を発足しています。
小中学校と同じように、障害のある子どもが一般学級に在籍しながら、必要に応じて別教室などで特別な支援を受ける「通級指導」を高校でも導入するため、「特別の教育課程」の編成を制度化する検討を始めることにしました。

たとえば千葉県立佐原高校では、各高校で独自に設けることができる「学校設定教科・科目」の一環として「心理学」を設け、障害の有無に関係なく人間関係形成力やコミュニケーション力に関する指導を実施したうえで、対人関係スキルなどを学ぶ個別指導へとつなげることを計画しています。
千葉県立幕張総合高校でも「心理学」や「自立活動(ライフスキルトレーニング)」などの選択科目を設けることにしています。

高校の特別支援教育 モデル校ではどんなことをしているの‐斎藤剛史‐

スポンサーリンク

スポンサーリンク

スポンサーリンク

スポンサーリンク

-教育

執筆者:

関連記事

このような形態も、不登校の子の学習の場のひとつ

このような形態も、不登校の子の学習の場のひとつではありますね。 http://www.home-school.jp/ ただ、この文科省のいう「出席扱い」にはいくつか条件があります。 ・当該施設への通所 …

不登校の子どもへの対応で絶対にやってはいけないこと

不登校の子どもへの対応でやってはいけないことはいくつかあります。 また、これは不登校の子どもだけでなく、すべての子どもへの対応に当てはまります。 そして、親子の関係だけでなく、学校の教師と生徒との関係 …

米子不登校・ひきこもりの親の会「つながろう会」の9月例会に参加

昨日は米子であった不登校・ひきこもりの親の会「つながろう会」の9月例会に参加してきました。 今日もいっぱい聴いて、いっぱい話して帰りました。 学校以外にもいろいろな選択肢があります。 進路にしてもいろ …

コミュニケーションが苦手な子ども向けのスマホアプリの紹介

コミュニケーションをとるのが苦手な子どもが増えているといわれます。 集団の中で溶け込めなかったり、一人でいるわが子を見て心配している親御さんも多いと思います。 最近の日本ではやたら「空気が読める」「コ …

子どもの学びサポーターズセッションレポート「学びにくさ」を考える

子どもは一人ひとり違うのに、画一的な学校に入れようとすることは不可能です。 学校に行かなければいけないとするから「不登校」という概念が生まれます。 いつどこで学んでもいいとなれば「不登校」という概念す …

スポンサーリンク

スポンサーリンク