教育

不登校の初期対応は安心して休める環境作りから

投稿日:2016年8月20日 更新日:


文科省や教育委員会の調査報告は、本当の理由が隠されています。
不登校の理由があいまいで「本人の理由」で一括処理をされていることが問題です。
その理由が学校の対応によるものがもっとたくさんあります。そこを改善したら、不登校は減らせます。
鳥取県教育委員会も無理な登校を強いるのではなく、安心して休める環境作りを進めています。
思春期の子育て「不登校の子どもの心理」
・とにかく園や学校に行きさえすればよいということで、強制的に登園・登校させるというような対処療法だけでは、根本的解決にはならない。
・大人や社会がその主な原因を作っておいて、いたずらに不登校を問題視し、登校を強制しても解決はしない。
・まず、気持ちを楽にさせ、家庭の居心地を良くしましょう。
しかし、いまだに不登校は「本人の甘えや怠け、学校への不適応」などという自己責任や家庭のしつけの問題と捉えた対応をし、再登校のみを目的とした指導をしている学校や関係機関も少なくありません。
このような「不登校の子どもの心理」を理解し、子どもを親、学校、その他の関係者が温かく見守り、適切な対応と安心できる環境作りをしていくことが大切です。

スポンサーリンク

スポンサーリンク

スポンサーリンク

スポンサーリンク

-教育

執筆者:

関連記事

「学校に行かないことが特別なことではない」という社会作りを

不登校の社会の認識が変わりつつあるけれど・・・ 「学校に行かないことが特別なことではない」という社会作りをめざしていきたいです。 現実には多くの課題があることは確かですが、「認知症」の人もそうでない人 …

iPadは子どもの未来を拓くのか?

iPadを使うというのは一例です。 夏休みのうちに学校と話し合いをして、1学期の様子を振り返って2学期に向けて具体的な学習方法や支援体制についてきちんと決めておきましょう。誰が、いつ、どこで、何を使っ …

今年も12月1日に第2回子どもの学びと不登校を考える鳥取県民のつどいを開催!

鳥取県の学校教育を私たちが変える! 鳥取県を子どもの学びのイノベーションを起こす発信基地にする! この鳥取県民のつどいは、そのための1ステップです。 今回は鳥取県教委と協力しながら進めていますが、県民 …

鳥取県の小学校で「飛び込み指導をしている」と答えたのは全129校中128校

放課後の水泳指導でプールの底に頭を打つなどして病院を受診したケースは6件あったというが、それをこの件が出る前は県教委は把握していなかったということか。 さらに、病院を受診しなかったけがはもっと多くあっ …

「子どもをいじめで死なせてはいけない」という大人の決意と実行力が問われている

長崎県新上五島町で2014年1月のいじめ自殺で、町教委は「いじめが自殺の原因とは断定できない」としていましたが、2年経過して第三者委員会が「いじめが自殺の主要な原因」と発表しました。 2年も経過してか …

スポンサーリンク

スポンサーリンク