社会問題

日大のアメフトで「危険タックル」をした選手の記者会見に思う

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日大のアメフトで「危険タックル」をした選手の記者会見がありましたが、彼と家族の覚悟と勇気は尊敬に値します。
彼の発言は「自分の責任」として一貫性があり、大人として立派な会見だったと思います。
アメフット関学監督と選手父コメント 日大選手会見受け
しかし、学校にも社会の中にも理不尽だと思っても「上の命令に逆らえない」空気が蔓延しています。
ことの本質はそんな空気を勇気をもって排除していくことだと思います。
この件についての真相究明はこれからですが、力による支配は指導とはいいません。
それに従うことで自分を守ることしかできないというのは、絶対に間違っています。
競技スポーツ、教育、政治などあらゆるところで人権無視の指導を根絶していきたいです。
この件を通じて全ての大人が「自分自身がどう受け止め、これからどう生きるか」を問われていると感じました。
まさに「私たちはどう生きるか」です。
しかしこの事件、日大とアメフトの世界のことだけではありません。
私たちの身近なところでも同じような力関係によるパワハラはたくさんあります。
権力を持った社会的立場の強い者が弱い者を強大な力で支配する社会の構図そのものです。
前監督は「言葉の意味の受け取り方の違い」と主張していますが、それらも含めて指導だと思います。
「No!」と言えない社会を作っているのは、私たち一人ひとりであるという自覚をするとともに、どんな場面でも誰に対しても自己主張できる人でありたいです。
成果を出さなければと思うばかりに善悪の判断すら難しくなって、「いけない」とわかっていることにまで手を染めてしまうかもしれない。こういうことが、実際に起き得る。
「日大アメフト会見」からわかる、子へのパワハラに親ができること

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