ICT活用が拡大していく中で、個人メディアでの発信や組織に所属しない一人起業という働き方も可能になりました。
企業でも在宅勤務が浸透しつつあります。
自分の専門性を活かした自分らしい働き方ができるようになっています。
自分の専門性、強みがあれば学歴さえ関係ない時代になってきたともいえます。
20世紀と21世紀でいちばん変わったことは何かといえば、専門家の定義が変わったことです。
20世紀は、どの組織に属しているかで個人の専門性が決まっていました。
ところが、今や個人がネット検索で圧倒的な情報を得られるようになった。
どこの組織に属していようと関心さえあれば、誰でも専門家になれる時代になったのです。
いわば、1人のオタクが100人のエリートに勝てる時代が来てしまった。
その意味で、組織と個人の関係をもっと緩やかにし、社内外のあらゆる人材を活用できるようなフレキシブルなワークスタイルに変革すべきなのです。
・大事なのは、組織も個人も「一律であること」に固執しないこと。
・どこの組織に属していようと関心さえあれば、誰でも専門家になれる。
・1人のオタクが100人のエリートに勝てる時代が来た。
・多様なワークスタイルの中で、自分に合った働き方を選ぶことができる。
・日本の企業が変わるには、グローバル化と過去の延長線上にない付加価値をつくることの2つの道しかない。
それを実践していくためには、組織と個人の関係を見直すことが重要。
やる気さえあれば、強みを持っている個が個とつながることによって、大きな組織と対等、それ以上の関係を作ることが可能なのです。
もう組織に縛られて支配される「労働者」意識をもって働く時代ではないのです。
はたらくということは、組織の中の一員、歯車としてではなく、組織は個人の集合体という本来のスタイルに変わっているのです。
ワークスタイル変革は、経営戦略だ。