教育

精神障害や発達障害の人数が増えた本当の理由

投稿日:

国家や統制する側からすれば、枠にはめ込んで一律に指導、命令したほうが面倒はありません。
そのためには、「上の者」に対して「下の者」が何も言わずに従う体制を作るのが手っ取り速いのです。
「違い」に気づいたとしても、気づかないふりをしていれば「違い」はないことになります。
その「違い」に「特別な配慮」を施したり、個々に対応するのはとても面倒なことなのです。
なので、「違い」はないことにして一律に統制、管理したほうが楽なのです。
差別される側、被害者、痛みを感じている側が何の訴えも起こさない限り、その「違い」はないまま過ごされます。
統制する側からすれば、「ないことにした」方が管理が楽になるからです。
統制する側だけでなく、周囲のものからしてもないものとしておいたほうが「自分にとって」は「損」を感じることはありません。
「精神障害、発達障害が増えた」という分析がされ始めのも、それに気づいた人、「違い」を訴えた人が出てきたからです。
精神障害や発達障害は、本人に原因があるのではなく、周りの環境との壁によって生じるものです。
生き辛さ、過ごしにくさ、やりにくさの「現象」として「障害」が発生しているだけのことなんです。
これは、国家や統制する側からすれば、「問題」となります。
それらに対応する環境作りや社会体制を整えていく必要が出てきますので、それはとても面倒なことになるのです。
だから、「ないことにする」のが一番楽なのです。
さらに、それを「封じ込めようとする圧力」がかかってきますが、それに「抵抗」しようとする勇気のある人が徐々に増えてきたために、ようやく認知されはじめたのです。
しかし、いまだに「ないもの」「なかったこと」として片付けようとする勢力も多く存在しています。
自分も圧力に巻き込まれたくない、自分には関係ないという考え方の人が多く存在しているのも事実です。
そのような考え方があって、「逆差別」だとか「不公平」だとか言っています。
「発達障害は本当に増えたと言えるのか?」
http://www.mammo.tv/interview/archives/no318.html

スポンサーリンク

スポンサーリンク

スポンサーリンク

スポンサーリンク

-教育

執筆者:

関連記事

鳥取県特別な支援を必要とする子どもたちの教育・福祉等に関する意見交換会

昨年度までは「特別な支援を必要とする子どもたちの明日を語る会」が東中西部の3地区で年1回開催されていました。 それが、今年度からは「希望者との意見交換会」に変わりました。 要するに、希望者のみとの意見 …

学校の外にも学びの機会を作り、中学卒業までに教科書が読めることが最重要課題だ

人工知能(AI)技術による失業が取り沙汰され、教育の再定義が進んでいる。定型業務や特別な知識の要らない仕事はコンピューターに代替され、人間は創造性や協調性が求められる仕事への労働移動が起こるとされてい …

不登校が「過去最多」を更新する理由と不登校の児童生徒を生まない取り組み

子ども全体に占める不登校の割合は1・5%で過去最多を更新している。 不登校が増加している理由について文科省は「複合的な要因が絡み合っているので原因を特定することは難しい」と答えるにとどまっており、「分 …

小学校での課外活動における飛込指導に係る鳥取県教育委員会の方針等について

禁じられている体育の時間での水泳の飛び込み指導がなぜ行われているのか?にも書いていますが、今回出された「小学校での課外活動における飛込指導に係る県教育委員会の方針」は、妥協案という妥協案です。そこには …

自ら学び考える力を育てるためにも「学びの自由化改革」が必要です

この度のコロナの影響がさまざまな形で現れていますが、だから私も、今こそ教員の働き方も含めて教育制度の見直しをするチャンスだと思います。 チャンスにしなければなりません。 一斉授業をオンライン配信する競 …

スポンサーリンク

スポンサーリンク