教育

教員の仕事は誰にも相談できずつねに1人で孤独だった

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今の学校はこんな場所になっています。
誰にも相談できないで「助けて」と言えません。
日常的に学校が教員を壊しています。
私はこんな場所で生き残る方が不思議だと思います。そして学校が生き残った者だけになると、もっと厳しい場所になると思います。
私は自分の健康と命を守るために教員を辞めましたが、今は当時よりももっと孤立化や過酷さが増していると思います。

「生徒指導で悩みがあっても誰にも相談ができないんです。担当している部活動では、言うことをきかない子もいて。昔みたく、ヤンキーってほどではないんですけど、周りと違う行動をし、かき乱す子が何人かいるんです。
『いい加減にしなさい』と生徒を自分のもとに引き寄せたことがあるんですが、『死ね死ね。わー、胸ぐらをつかまれた最悪』と言われ……。そうした子のために何ができるのか、悩んでいました。でも、同僚教員には、『誰しも直面していることだから。キツかったけど、俺らも乗り越えてきたから、君も乗り越えて』という雰囲気が根付いていました」

「40人ほどの教員がいました。自分は3年生のクラスで副担任。運動部の副顧問。先生になって2日後です。あれっ、と思った。研修もなく、すぐ現場に出されました。新人ですよ? 『わからなかったら聞いて』と言われたのですが、聞けないんですよ。
職員室ではみんな黙々と仕事をしていて、雑談のような会話はいっさい聞こえない。生徒は自分の言うことをなかなか聞いてくれないし、授業の内容はきちんと理解できているのか、と。保護者との対応も、これで大丈夫なのかと不安でした」

多忙で孤立「壊れる教員たち」の過酷すぎる現実
若手が上司に相談できず1人ですべて抱え込む

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