教育

平成27年度「倉吉市民シンポジウム倉吉市立小・中学校の適正配置」について

投稿日:

倉吉市のHPを探しに探してやっと見つけました。
平成27年度「倉吉市民シンポジウム倉吉市立小・中学校の適正配置」について
http://www.city.kurayoshi.lg.jp/p/gyousei/pressrelease/2015/188/
迷子になりそうな記事の配置は、なんとかしてもらいたいものです。
関金小学校・山守小学校の統合については決定事項なので、今さら何も言うことはないのですが、「子どもや保護者、地域のニーズに対応できているか」ということが最も大事なことです。
行政の都合で進んでいくようなことでは、「魅力と活力のある学校づくり」を進めていくことはできません。
まず、この点をみんなで確認することが重要です。
これまでの議論では、最も大切にしなければならない「子どもたちはどう思っているのか」という視点が欠けています。
・今のままの学校がいいのか
・他の学校と合体したほうがいいのか
・そのほかに考えられる方法はないのか
山守や関金の子どもたちは、どう考えていたのでしょうか?
彼らの思いを最重視して統合が決まったのでしょうか?
これは、今後計画されている倉吉市の他の小・中学校の統廃合についても大事な視点だと思います。
また、実際には
・教育予算が減らされていく
・教員数の削減が決まっている
・子ども個々のニーズに応じた学校をつくりたいが、人的な配置が難しい
・市としてもお金がなくて困っている
などの問題点もあります。
シンポジウムで様々な意見が出されることはいいのですが、このようなことを前提条件として、問題点の解決方法も含めた議論をしていくべきです。

スポンサーリンク

スポンサーリンク

スポンサーリンク

スポンサーリンク

-教育

執筆者:

関連記事

広島県教育長平川理恵さんのめざす学校教育とは?

平川さんのめざしているのは決して特別な学校ではありません。 子どもたちが自分の課題に向かって生き生きと学び、人と関わることができる当たり前の学校です。規則で縛らない学校です。 これまでの「学校や教員に …

学校、保護者、地域一体で教育が進むコミュニティ・スクール

「コミュニティ・スクール」(学校運営協議会制度、CS)の導入には期待が大きいです。 さすが松陰先生の生まれた山口県です。 ただ場所を作ればいいというのではなく、大事なのは、学校と保護者、地域をつなげる …

「アダプティブ・ラーニング」で不登校の児童生徒を支援する自宅学習 鳥取

この取り組みは悪くないと思います。 鳥取県教委のいう「不登校問題の改善」って何? 「不登校はいつでも、どこでも、誰にでも起こりうる『問題』」という表現は間違い。 結局「学校に通う」ようになることが目的 …

不登校経験者の家庭学習実態調査の意図とは何か?

これは、「不登校の子どもたちが家庭やフリースクールで行なう学習を義務教育と認める法律」の施行に向けての番組作りのためのアンケートですね。 この法案は、学校以外の場で学ぶことを認めた画期的なものだとは思 …

狛江市の特別支援学級に通う子どものお母さんたちが書いたleavesが素晴らしい

leaves(はっぱたち)は、小学校の特別支援学級に通う子どものお母さんたちが編集し、市内の小学校で配布している手紙です。 ・ソーシャルスキルってなあに? ・どんな子がどんなことで困っているのか? ・ …

スポンサーリンク

スポンサーリンク
21世紀の松下村塾 教育相談無料