暮らし

コロナ禍で知った ひきこもり状態を「楽園」と言えますか? 斎藤環

投稿日:2022年1月22日 更新日:

ひきこもり状態というのは、本人の個人的要因よりも環境要因、置かれた状況からきているとお考えいただきたいと思います。昔は、ざっくり言えば好きでひきこもっている、自分の意思でやっている、と周囲や社会から思われている節がありました。昨今の傾向を見ていると、最初は自分の意思からひきこもった人も、長期化するにつれて「社会からの排除」、ないしは「社会的孤立」という状況に至っていると、ますます確信を深めています。

「今は、ゴールよりもプロセスを尊重して下さい。良いプロセスとは、すなわち「楽しむ」ことです。
就労や社会参加はそのオマケみたいなものですから、今は忘れて構いません。
あなたは今、心から楽しめていますか?それならきっと、大丈夫です。」

コロナ禍で知った ひきこもり状態を「楽園」と言えますか?
斎藤環

スポンサーリンク

スポンサーリンク

スポンサーリンク

スポンサーリンク

-暮らし

執筆者:

関連記事

鳥取県災害ボランティアのみなさん、本当にありがとうございます

災害ボランティアのみなさん、本当にありがとうございます。 「できること」を「できるとき」に「できる人が」がキーワードですね。 普通の日常が当たり前ではなく、奇跡の連続なんだなということを痛感しました。 …

新型コロナウイルスのパンデミックは、いつ、どのようにして終わるのか?

新型コロナウイルスのパンデミックは、いつ、どのようにして終わるのか? 1つは医学的な終息で、罹患率と死亡率が大きく減少して終わる。 もう1つは社会的な終息で、病気に対する恐怖心が薄れてきて終わる。 今 …

新型コロナウイルス対策として国民1人当たり10万円を一律給付へ、その財源は?

新型コロナウイルス対策として、国民1人当たり10万円の現金の一律給付が決まりそうです。 「給付」というのが上から目線でなんだかなあとは思いますが、とりあえず安心する人は多いのではないかと思います。 こ …

何もしなくてボーっと生きていたらダメなのか?

「一斉休校」で時間を持て余す子どもが増えている、子どもが一日中家にいて家庭内バトルも増えているという。 せっかくたっぷりと自由な時間ができたのに、何もすることがないという。 これこそいかにこれまで「学 …

2022年のテーマ「断」、今年もそれを実行できた一年だった

2022年のテーマは「断」「本気」で「断つ」としていましたが、今年もそれを実行できた一年となりました。 サブテーマは「自由」「捨てる」「身軽」「適当」。 脱力、脱常識、脱情報、脱普通、あるがまま、あり …

スポンサーリンク

スポンサーリンク
21世紀の松下村塾 教育相談無料