地域情報

プログラミング教育が抱える課題、もっと気軽に考えたらいい

投稿日:

学習指導要領は学校教育における「目標」を定めたものであり、具体的にこの目標をどのように実現するのかは、教育現場の試行錯誤に委ねられます。これが、教育現場を大いに悩ませているようです。大阪電気通信大学工学部電子機械工学科の兼宗進教授は次のように語ります。
「“何をどこまでやればいいのか”という点で、全国の先生が困っているのではないか。プログラミングだけを教えればいいと解釈するケースもあれば、コンピュータを先生自身が敬遠してしまいプログラムを表す図表に触れる程度で“やったこと”にしてしまうというケースも考えられる」(兼宗教授)。
「ある小学校で研修に赴いた際には、そこがプログラミング教育のモデル校であるにも関わらず、先生たちは“2年やってもまだ悩んでいる”と嘆いている。ゴールが見えない手探りの状態が続いているようだ」(小林准教授)。

そんなにむずかしく考えなくてもいいんじゃないの。
子どもたちが、考えることや作ることが楽しい!って感じられたらそれでいい。
プログラミング教育だけじゃないけど、小学校教育の目的って勉強って面白い、友だちっていいなあって感じられることが大事です。そうしたら子どもたちは自分で学び始める。先生たちも学校に行くのが楽しくなる。
みんながそれをめざしているんじゃない?
教育目標の達成度がどうだとか、学力テストの点数がどうだとか、誰が責任をとるだとか、そんなことばかりやっているから学校が楽しくなくなってしまう。
教育は歴史的に見ても支配者の都合のいいように作られています。
しかし、人々の「学びたい」という思いはどんな時代でもあり、自由な学びも存在していました。
それが、現在の私学には受け継がれていると思います。
私も今は学校の外に出て好きなことをやっていますが、下田さんもそういう思いがあって今の生き方、今の仕事をされているのだと思います。
日本の公教育は劣等感の固まりというか、お役所仕事で未来を見通した柔軟な考え方ができる人が少ない、いたとしても国の方針には取り入れられないために、みな外に出てしまうんではないでしょうか。
学校が今のまま変わらないと、日本は世界の中で孤立してしまいます。優秀な人材は日本から出ていってしまいます。
それはとてももったいないことで、なんとか学校を楽しいところにしたいと考えて活動をしているつもりです。
21世紀の松下村塾を作ったのもそのためです。
もっとシンプルに考えて、欲張り過ぎないこと。
学校ってホントはもっと楽しいところなんだよ。みんながそういう場にしたらいいんだよ。
これからも、学校と地域、いろんな人たちをつなげていく活動を続けていきます。
2020年に義務化迫る“小学校プログラミング教育”、教育現場が抱える課題

スポンサーリンク

スポンサーリンク

スポンサーリンク

スポンサーリンク

-地域情報

執筆者:

関連記事

8月25日に虹の会主催で不登校は不幸じゃない2019in鳥取県」開催

7/29の不登校は不幸じゃない2019in鳥取県プレイベント、今回もいっぱい聴いていっぱい話しました。 話を聴いているだけでなんだか元気になる、そして会場に入ると仲間になれる、そんな会です。 初対面の …

鳥大の学生企画のちょこっとだっぴに参加して刺激いっぱいでした

昨日は「ちょこっとだっぴvol.2」という鳥大の学生たちが主体となって企画している会に参加してきました。 前回はゲストとして招待されたのですが、学生が対象にも関わらず今回も図々しく参加しちゃいました。 …

鳥取県中部の温泉が被災者に無料開放

倉吉は昨晩は大きな余震はなく、ゆっくり寝られましたが、小さな余震は今朝もありました。。 我が家では昨日は風呂に入れましたが、断水や温水器などの故障でお風呂に入れない方がたくさんあります。 はわい温泉 …

子どもには自分で決める自由も考える余地すらない。それで主体的に学ぶ力なんか育つはずはない

いかに学校も親たちも子どもの考える力、主体性を奪っているか、この度の休校騒ぎでも明らかになったと思います。 再開後も厳しい制限と管理された学校環境の中で、毎日毎日びっしりとぎゅうぎゅう詰めの勉強漬けの …

北栄町のフリースクール・S 体験工房で和紙明かり制作

今年の3月からスタートした由良にある鳥取県中部地区で唯一のフリースクール「フリースクール・S」。 子どものニーズに対応した丁寧な対応をしておられますが、学習だけでなくさまざまな体験を行っておられます。 …

スポンサーリンク

スポンサーリンク