マスク、トイレットペーパーの次は、なんと小学生向けドリルが売り切れになっているそうです。
どんだけ勉強させたいねん。
これも、みんながやってるから自分もやらなきゃってこと?
「勉強したい」って思った時にはもう売ってないかも(笑)
でもだいじょうぶ、勉強しなければだいじょうぶ。
五味太郎さんはこう言っています。
「ガキたち、これはチャンスだぞ」初等教育って「大きなお世話」だと。
ということで、この五味太郎さんの本ちょ~おすすめです。
ドリルよりもためになると思います。
図書館にも置いてあると思います。
大人問題 (講談社文庫)
子どもにとって大人は有害である!
大人は有害である。いじめ、閉じこもり、不登校……子供問題は世間を気にし、教えたがり、試したがる大人に問題がある。子供は大人の充足のためのものではない。新人、ルーキーだ。「これから何をするんだろう」「いつ化けるかな」大人は緊張し、楽しみに見守るサポーターになろう!
「どうしても義務と服従が好きな大人たち」
この世からもし「いじめ」というものをなくしたいと思うのなら、まず今の学校システムをなくせばいいと思っています。
つまり、学校にいじめがあるのではなくて、「学校という構造」がそもそもいじめなのだと思います。
学校に行きたい子って、ほとんどいないという事実があります。お休みと聞けばバンザーイというところです。
友だちに会いたいから、プールで泳ぎたいから、図書館へ行きたいから行く、という子はたくさんいるけど、「学校そのもの」に行きたいという子はまずいないのです。
よく子どもの専門家みたいな人が学校と個のバランスについてなどと議論していますが、はじめから学校に「個」なんてないのです。
組織が力を持つために個を強くする、そのためのトレーニングの場というところなわけです。
ほんと、初等教育って「大きなお世話」なんです。
「学校という構造」がそもそもいじめなんです。
五味太郎「じょうぶな頭とかしこい体になるために」より
大人の言うことは素直に聞いて、決められたことはきちんと守り、出された問題にはうまく答え、与えられた仕事はだまってやる。決してさぼったり、ごまかしたりしない。
それが「かしこい頭とじょうぶな体」のよい子です。
言われたことの意味をたしかめ、決められたことの内容を考え、必要があれば問題をとき、自分のために楽しい仕事をさがし出し、やるときはやるし、さぼるときはさぼる。
これが「じょうぶな頭とかしこい体」を持った、これもまた良い子です。
かしこい頭とじょうぶな体をつくるための訓練や方法は世の中にいやというほどありますが、頭をじょうぶにし、体をかしこくするためのものは驚くほど不足しているようです。
息苦しい教室の中で、少しもがいて動いていると「多動症」なんて呼ばれたり、つまらない授業に付き合いきれないやつは「学習障害」などというすさまじい呼ばれ方をして、さらに確実な病気として扱われるんだよね。
薬飲まされたり注射打たれたりするところまで、すでにきちゃっているんだよね。
この異常さを放っておく社会ってなんなんだろう?
薬飲ませて注射打ってまでして受けさせる授業、やらせる勉強って、いったいなんなんだろうか?
勉強すれば立派な大人になれるのかな…
漱石さんと空海さんは違うんだな…
追いつけ追い越せ、なんだよね
学校なんかで教えないでよ
人間、死ぬまで勉強です!?
そういうことになっているんです
勉強なんかしている場合じゃない!
なんでそんなに急ぐのかな?
愛しているはずなのに、なんで?
子どもって本当に気を遣っているよ
なんでそんなに学校が大事なの?
されど学校なんだね
だらだらしていると叱られる…
本来人間は学習人だよね
君の勝ち!
どうして子どもは勉強しないといけないの?
なんでもなくなると聞いたら欲しくなるものですねえ。
ところで、子どもから「どうして勉強しないといけないの?」って聞かれたら何と答えますか?
普段は勉強なんてつまらない、やる気がしないっていってっるけど、「休校になったら勉強ができなくなるかもしれない?」「勉強が遅れちゃうのでは?」という心配する声も出ているようです。
進研ゼミは小学1年生~高校2年生まで、各学年別に主要教科の「3学期の総復習」を冊子で郵送してくれるそうです。
PDF版も無償提供しています。そして入会案内へつづきます。
ベネッセ、いろんな意味でさすがです。
「春に向かって進むこどもたちを、全力で応援していきます。進研ゼミは、新学期に向けて、様々なサービスを無償で公開しています。」とのこと。
進研ゼミ会員でない方もご利用可能です。
無料提供・登録不要の教材
この他にもいろんな教材会社から「休校中も学べる」ネット無料教材が続々登場しています。
どうして勉強しないといけないの? (NHKウワサの保護者会)
「なんで勉強しなきゃいけないの?」と子供に聞かれたら、こう答えよ