発達障害などの子どもに共通の問題は、自分自身のことを客観的に見ることが苦手です。
自己を客観視するには、「外在化」といって、自分の不安感や今の状態を「数値化」することが有効です。自分のことを鏡に映してみるような「ものさし」として使うわけです。
他人との円滑なコミュニケーション作りに役立つ、自分を客観的にみる力を養う、「自己理解ノート」について解説してあります。
自分の性格や考え方の特徴、自分が他人から ノートを通して自己を理解する
お子さんがノートに書きながら、自分のことを理解していきます。
どう見られているかなどを親子で話し合いましょう。絵本の読み聞かせをするように、同じノートを見ながら、お子さん自身のことを話しながら書いていきましょう。小さいころは絵本のような大きなスケッチブックのようなノートを用意しましょう。
表紙にはお子さんの似顔絵を描いたり、写真を貼ったりして、大きく「○○○ちゃんノート」とタイトルを付けましょう。そのノートがお子さんのものであることを視覚的に理解させることが大切です。