教育

鳥取県教委は新たに「不登校対応の手引き」を作成し各学校の支援体制を整えるというが

投稿日:2018年7月18日 更新日:

鳥取県教委は、新たに「手引き」を作成し、夏休み中に各学校の支援体制を整えてもらう考えだということですが、これまでも内部の担当者だけで作っている手引きがあります。
その結果が今回の数字です。
まず、この右肩上がりの数字をどう見るか?
そもそもそ出発点である不登校の本質の理解が不十分です。
そして県教委は「支援とは何をどうすることか」支援の目的である「不登校の解決」をどう考えているのか「教育行政と語る会」でも確認します。
この「教育行政と語る会」は親の会が行政に呼び掛けて企画します。
オープンにしたいと考えていますので開催日時が決まったらお知らせします。

求められているのはは教育行政の実行力です

毎日新聞には「教職員と専門家が協力し、不登校の要因を見つけることが必要とした。」とある。
日本海新聞には「不登校要因が多岐にわたり支援が難しい状況が指摘された。」とある。
「不登校の要因を見つけることが必要」なのに「不登校要因が多岐にわたる」って矛盾してないですか。
日本の学校は本当に狭い範疇でしかものごとを考えられないようになってしまっています。
不登校の解決を「学校に来させること」が目的となってはいませんか?
本質を見誤ってはいませんか?
不登校要因は明確です。
そして、教育委員会として学校としてどんなことに取り組むかも明確です。
問題はそれを実行するかどうかです。
子どもが学校へ行かなくなったとき、少し休んでゆっくり考えてみることも必要ですが、現在の教育行政の対応は「なんとかして不登校児童生徒の数を減らそう」として「学校復帰」を第一に考えて対応しています。
学校が必要な子もいます。学校に行きたいと思っている子どももいます。しかし、その一方で学校環境になじめなくて苦しんでいる子もたくさんいます。では何をすべきか何が必要なのか。それを考え実行していくのが教育行政の務めであり責任です。
不登校の理解と支援のための『あした、また学校で Ⅲ』の実行力を問うにも書きましたが、平成27年3月に鳥取県教育委員会・いじめ・不登校総合対策センターが作成、発行した不登校の理解と支援のための教職員研修資料『あした、また学校で Ⅲ』という冊子があります。
しかし、現状では十分な対策も対応もできていません。
できないのならできないで、それを解決するための具体的な手立てが必要なのですが、「時間がない」「忙しくて対応できない」という「言い訳」で不登校の子どもたちは置き去りにされているのが現状です。
本当に困っている子どもや親御さんの声は届いているでしょうか?
子どもたちからのSOSを受け止め、最優先で取り組むべきです。

不登校は、小学校163人(前年度151人)▽中学校463人(同459人)▽高校257人(同233人)。いじめ認知は小学校490件(同279件)▽中学校235件(同179件)▽高校33件(同54件)▽特別支援学校40件(同40件)。いじめ認知件数の増加について県教委は、早期発見・対応ができているためと分析している。一方、49校で認知件数がゼロだった。
8月17日に県庁で開かれた「いじめ・不登校対策本部会議」で示された手引きでは、いじめや不登校、児童虐待など、子どもを取りまく問題を未然に防ぐため、教職員と専門家が協力し、要因を見つけることが必要とした。
具体的には、スクールカウンセラーやスクールソーシャルワーカーなどとの調整をする教職員の「教育相談コーディネーター」を学校ごとに指名して役割を明確化したり、気になる児童生徒については早期に検討する「スクリーニング会議」も活用したりすると明記した。

県内公立校、いじめ認知件数と不登校過去最高 県教委「手引き」新たに作成 /鳥取(毎日新聞)

スポンサーリンク

スポンサーリンク

スポンサーリンク

スポンサーリンク

-教育

執筆者:

関連記事

政府の一斉休校要請に対する「反乱」が、学校現場の変化につながるかもしれない

「文科省や教育委員会から指示が出ていない」 「うちだけが休校するわけにはいかない」 これが一斉休校を実行した大きな理由です。 各自治体、各地教委はコロナが拡大することを心配しているのではなく、自分が責 …

学校卒業後の就労まで見据えた特別支援が重要

一人ひとりを大切にする教育のためには、就学前の子どもから学校以外の学びの場は絶対に必要です。 社会参加の形も一人ひとり違います。 それを実現できる社会を作っていきたいです。 明蓬館高等学校は、障害者雇 …

楽々かあさんの学校へのiPad導入の徹底解説が素晴らしい

発達障害の子どもの学習支援ツールとしてiPadの実践報告が発表されています。 「子どもに学校でiPadを使わせたい!」という親御さんは多いです。 iPadの学校への導入に当たっては、特別支援コーディネ …

2030年には画一的な教育は終わる。 今のスタイルの学校はなくなる。

2030年には画一的な教育は終わる。 今のスタイルの学校はなくなる。 教員の仕事もなくなる。 多様な学び方、多様な学びの場、自由な学びが主流となり、今の学校のような「みんなが同じことを強制させられる」 …

「入学後のイジメは毎年ある」ってどういう意味ですか?!

ある中学校の保護者から、「娘が入学してすぐにイジメにあって、その時学年主任の先生が『入学後のイジメは毎年ある』みたいな事言っていた。」と聞きました。 本来なら、入学前の保護者の不安に応える話をすべきで …

スポンサーリンク

スポンサーリンク
21世紀の松下村塾 教育相談無料