教育

「学校に行かせてない親は法律違反している」というのは間違いです!

投稿日:

今日の子どもの学びを考える勉強会vol.3でも学校に行く目的についても話し合いをしましたが、「学校に行かせてない親は法律違反している」というのは間違いです!
理不尽極まりないです。
確かに、保護者には満6歳から満15歳まで児童・生徒を小学校、中学校等に就学させる義務があります。これも「等」であり、小学校、中学校だけに限定してはいません。それは「普通教育」を「安心して受けることのできる」場を指しています。
そして、「現行の就学義務履行の督促の仕組み」の中には「出席させないことの正当な事由」の中に「不登校」も明記されています。

つまり、「不登校を理由に学校を休んで」も就学義務の不履行にはならないのです。
さらに、学校に行く行かないは学校が決めることでも親が決めることでもなく、「子ども本人の意思」で決めていいということです。
大事なのは本人の意思です。
「学校に行きたくない」「学校には行かない」という自分の意思を持っている子どもさんは素晴らしいです。
子どもには教育を受ける権利(学習権)はあっても学校に行く義務はありません。
学習権が保証されていないことが問題であり、何の根拠もないのに「強制的に学校に行かせる」ことの方が問題なのです。
さらに、子どもにとって学校が安心して楽しくすごせる場所ではないことが問題なのです。
「学校に行かない」ということで、本人も家族も苦しめられる、辛い思いをしなければならないという現実。
一刻も早くこのような理不尽なことをなくしていきたいです。
義務教育といっても学校には必ず行くべきものではない、その義務は子どもに課されるのではない

スポンサーリンク

スポンサーリンク

スポンサーリンク

スポンサーリンク

-教育

執筆者:

関連記事

神戸市教育委「いじめ解消率100%」と報告ができたのか、疑問だらけ

神戸市教育委が、何をもって「いじめ解消率100%」と報告ができたのか、疑問だらけです。 全く無責任な対応としか言いようがありません。 何をどうひっくり返したとしても、「いじめ解消率100%」なんてあり …

子どもの自殺「学校」が変わらない教育できないとしたら新しく必要な場を作るしかない

学校で児童生徒が殺される。 学校で教員も殺される。 にも関わらず「学校」というところは何も変わらない。何も変えようともしない。 「過労自殺で息子を失った父親の思い」 ・給与の上乗せが4%から10%に上 …

「5段の跳び箱を飛ぼう」と「冒険アスレチック島を作ろう」とどっちがやりたい?

学校の持つ教育的意義とは、学ぶ楽しさがそこにあるのか? 児童生徒の主体的な学習活動について、「今日の算数の授業はみんなでCRPGゲームをします」にも書きました。 2つ目は、例えば体育の跳び箱の授業を考 …

教室でのいじめと将来の犯罪を予防する、もっとも効果的な方法

日本のいじめ対策は「してあげる」「させる」対応ばかりです。 それどころか、いじめを見てみぬ振りをしたりアンケートを破棄して証拠を隠滅したり。 こんな大人たちを誰が信じますか? これではいじめを解決する …

米子市のホームページ 「ご存じですか?発達障がいのこと」

米子市のホームページに「ご存じですか?発達障がいのこと」が載っています。 発達障害は周囲の人の理解、適切な対応と環境調整で特性を活かして強みを伸ばすことができます。 鳥取市、倉吉市のホームページでは障 …

スポンサーリンク

スポンサーリンク