なにより避けたいのは、無理やり問題を解かせて算数を嫌いになってしまうことです。
自分なりに時間をかけて計算が理解できるようになれば、子どもの自信につながります。
自信がつけば、自ら問題にチャレンジする意欲が湧いてきます。
多くの学校で採用されている計算ドリル。
計算することに困難がある子どもにとっては苦痛でしかありません。
九九表を繰り返し覚えるのというも多くの学校で行われていて、子どもを職員室まで呼び出して唱えさせている教員までいます。
計算や文章問題、図形やグラクの読み取りが困難な児童に、みんなと同じ内容で同じ量の宿題を出されても負担になるだけで、「できないこと」によって自信を失ってしまいます。
親は親で「どうしてできないの!」と責め立てるだけでは、子どもはますますやる気を失って算数嫌いになってしまいます。
算数は多くの学校で少人数指導が行われていますが、十分に学習保証はできていません。
学校での課題は多くありますが、個々の理解度を把握して工夫できることはたくさんあります。
小学校での算数学習の一歩は、「できること」「わかること」よりも「さんすうってたのしいいな」と感じることです。
そして、少しずつできることを増やして自信を持たせることです。
算数障害の対応法
・できていることを褒める
・子どもと真摯に向き合う
・計算障害(学習障害)の正しい知識を持つ
・同じ障害を持つ人との情報交換をする
・理解度をあげる工夫をする
少なくとも、内容も量も個々に自学できる宿題であるべきです。
宿題のやり方が分からないような出し方には学校側に問題があります。
私はほとんど宿題出してなかったですけどね。^^
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執筆者:azbooks