仕事

「自分ノート」でインプットしたものをそのままにしない

投稿日:

本を読んだからといって、セミナーを受けたからといって、魔法のようにその次の日からスキルがあがることはない。

学生のころ、教科書や参考書を読んでノートをとるという勉強法は一理あります。
しかし、学校を出て就職したり仕事を始めた場合でも本を読む人は多いですが、それが実践に結び付いていないケースが多いです。
ビジネス系の成功本が次々発売されるのですが、その「本質」は大して変わりません。
仕事やスキルアップにつながっていない理由が、きちんとインプットされていないことにあります。
インプットの量が少なければアウトプットする情報がありません。
インプットの質が低ければアウトプットする質もまた貧弱なままです。
次に、インプットしたものをそのままにしないことです。
インプットしたことを実際に使ってみる。
どんどんアウトプットして実践の場でどうなるのか自分で試し検証する。
そして、またインプットとアウトプットを繰り返す。
多くの成功体験が本やノウハウとして出ていますし、高額のビジネスセミナーも開催されていますが、それを実践しなければ何もなりません。
木部氏のいう3つの「独学術」、全く同感です。
1.「自分ノート」を作る
2.学んだことを使ってみる
3.本は繰り返し読む
特に、いつでもどこでも「自分ノート」を持ち歩き、覚え書きやアイデアを書きためていくといいです。
最近は考えたことを頭に入れてもすぐに忘れてしまうので、すぐに書き留めるようにしています。
せっかく考えたアイデアが消えてしまうのがもったいないからです。
ただし、「自分ノート」も作ることが目的ではなく、インプットしたものを整理して活用することに意味があります。
ノートの冊数が増えていくことで、アイデアの蓄えも増えていき「自分はこれだけやったんだ」という自信にもつながります。
我師匠、吉田松陰も手書きのノートへの書写を勧めています。
「読み・書き・そろばん」は昔も今も変わらない勉強なのです。
悔しいほど伸びていく人の「独学術」ベスト3
読書や講演通いは、こうすれば成果に変わる
http://toyokeizai.net/articles/-/93047

スポンサーリンク

スポンサーリンク

スポンサーリンク

スポンサーリンク

-仕事

執筆者:

関連記事

個人メディアでの発信や組織に所属しない一人起業という働き方

ICT活用が拡大していく中で、個人メディアでの発信や組織に所属しない一人起業という働き方も可能になりました。 企業でも在宅勤務が浸透しつつあります。 自分の専門性を活かした自分らしい働き方ができるよう …

学校も職場もコンフォーミティ(同調性)を増長させる特長を持っています

学校に代表される「教員一人対生徒多数」という場はコンフォーミティ(同調性)を増長させる環境であるという認識が必要です。 学校も職場もコンフォーミティを増長させる特長を持っています。 さらに「同一集団」 …

起業家のセミナーなるものに参加してつながり拡大

昨日は、なんと、「起業家のセミナー」なるものに参加してきました。 私が参加してもいいのかなという思いで申し込みましたが、期待以上の内容で満足度150%、多くの方とつながりができたのが最大のメリットでし …

10年分の志望企業ランキングから見える就活生たちの姿

毎年、就活に関するさまざまなデータが公開されていますが、注目されるのは「志望企業ランキング」です。 このサイトでは、この10年を通して学生の志望度が安定していた業界、および経済指標などとの関連性が見ら …

ワタミの過労自死事件も競争社会による企業体制の犠牲者の一人

2008年に起きたワタミの過労自死事件の損害賠償請求訴訟が終結し、裁判所で当事者両親が和解に合意しました。 この両親はこの7年間、どんな思いでおられたかと思うと本当に心が痛みます。 ワタミの渡辺美樹氏 …

スポンサーリンク

スポンサーリンク
21世紀の松下村塾 教育相談無料