プロジェクトディレクターの新井紀子教授は「(AIよりも)人間の子どものほうが文章を読解できていないのではないか」という仮説を立てた。そしてそれを検証するために2万人以上の中学・高校生を対象に読解力調査を実施した。
新井教授が出題したのは教科書をベースにしたごく簡単な読解問題。ところが予想以上の誤答の割合に驚かされることに。
今どきの中学・高校生はろくに日本語の文章が読めなくなっている?
教科書が読めないのは、教科書に問題があるから?教え方に問題があるから?
まともな日本語を教えてないから?
学校だけで使える勉強になっているから?
仕事で求められている国語力とは?
学校で身につける国語力と大人になって必要な国語力は異なるのか?
人間がAIに負けないために必要なのは「国語力」だった
川辺秀美「新社会人のための国語力」