教育

琴浦町の不登校の親の「虹の会」で心のエネルギーを充電してみんなが笑顔に

投稿日:

私も毎月楽しみにしている、みんなが笑顔になるための虹の会です。
保護者のピアサポートの会保護者のピアサポートの会代表河本さんの「個性を伸ばす子育て」の話はとても分かりやすく、「できない、分からない疑似体験」も面白かったです。
・自分がどんなタイプが分かると自分の特性が分かりやすい。
・子どものタイプと親がどんなタイプが分かると、子どもへの接し方も変えられる。
・子どもを褒める、認めるアイテムや言葉の蓄えをたくさんストックしておくといい。
・できないことを治すのではなく、できること、できたことを褒め、好きなことを伸ばしていくことが大切。

親も子も心のエネルギータンクを貯めることが必要

私からは「心のエネルギータンク」について話をしました。
不登校の子どもは脳や心のエネルギーを使い果たしている状態なので、まずは「休むこと」が一番。
クルマのガソリンが0になっているのに、いくらアクセルを踏んでもクルマは動きません。ガソリンがない状態でアクセルばかり踏み続けても、動かないどころか他の部分にも不具合が生じてきます。
そうなるとガソリンが入ったときでもほかの不具合のために動かなくなってしまう場合もあります。
なので、不登校からの回復の位置段階は休んでエネルギーを蓄えること。このときにアクセルを踏んではいけません。
アクセルを踏み出すのはエネルギーが貯まってからすることです。
休むだけでなく、好きなことをすることもエネルギーの回復には有効です。親や学校にとっての都合のいい「休ませ方」ではなく、子ども自身がゆっくりと安心して休む状態でなければエネルギーの充電はできません。
「いつもゲームばかり」
「漫画ばっかり読んでいる」
「好きなことはするけれど、他のことは・・・」
「昼夜逆転でこのままでいいの?」
など、親にとってはやってほしくないこともありますが、それは「不登校状態の今」だから必要なことなんです。
これらのことは「心のエネルギーを貯めるために必要なことなんだ。」という理解をすることが第一です。
そのときに、親や学校からあれこれ要求を出したり、無理に学校へ行かせたりすることが逆効果です。それは心のエネルギータンクに穴をあけるようなもので、せっかく貯めたエネルギーがどんどんこぼれていきます。
何かを強制する、学校へ行くという刺激をするなどは、すべて穴をあけることになりますので、エネルギーを貯めるだけでなくタンクに穴をあけないようにすることも大切です。
実は、このエネルギーを貯めるタンクは子どもだけでなく親も持っていて、どちらもパイプでつながっています。
親のタンクが貯まってくると、パイプを通して子どものタンクに入っていきます。つまり親のタンクにエネルギーを貯めることによって子どものタンクにも早くエネルギーが溜っていくのです。
そして、子どものタンクと同じように親のタンクにも穴があきます。世間からの冷たい視線、学校への不安感、不信感、家族や周囲の無理解などによって親のタンクに穴があいてしまいます。そうなると親自身も懸命にエネルギーを蓄えていても穴があくことでそれがこぼれ落ちてしまうのです。それで親が自分で自分を責めてしまい、ますますタンクの中のエネルギーが減ってしまいます。

心のエネルギーを貯めるには

心のエネルギーを貯めるには子どもは好きなことをすること、親は笑顔で明るく過ごすことが最も有効です。
タンクに穴を空けないようにするには一人では大変なので、周囲の理解ある人に相談したり親の会などで悩みを話したり他の参加者から話を聞いたりすることが必要です。自分の受け止め方や考え方を変えることも、タンクの穴を塞いでエネルギーが漏れない丈夫なタンクにすることにつながります。
このようにして親子で心のエネルギーを貯めることができれば、親も安心できますし、子どもは親の様子を感じ、子どもは自己決定をして次のステップに進んでいくのです。
という意味では、親の会は親のエネルギーを貯めることのできる場のひとつです。
今月の虹の会でも、みなさんがタンクにあけられた穴をふさいで少しずつエネルギーを貯めることができたと思います。
日々の暮らしや子育ての中で使ったエネルギーを回復して、みなさんが笑顔で帰っていかれたのが嬉しかったです。
親が安心して過ごしていると、親子の心のエネルギータンクも充電できます。
虹の会もたくさんのエネルギーを貯められる「充電スタンド」です。
楽しい話をしていただいた河本さん、会場を提供していただいている東伯文化センターの職員さん、参加されたみなさん、今回も勇気をいただきありがとうございました。私のエネルギータンクも満タンにして帰ることができました。
毎回美味しいスイーツを作ってきてくださるNさん、我が家では「虹の会」のことを「スイーツの会」と呼んでいます。^^
心のエネルギーだけでなくお腹のタンクも幸せいっぱいになりました。
これからもみんなが笑顔になれるように、虹の輪が広がっていくといいですね。
みなさんも心のエネルギーを貯めるために親の会に来てみませんか。

心のエネルギー曲線と心のエネルギータンク

こちらでは、不登校やひきこもり状態の時によくイメージ化して使われる「心のエネルギー曲線」について書いています。
心のエネルギー曲線は時間経過で見たもの、心のエネルギータンクは個人の状態を表したものです。
心のエネルギー曲線の回復の姿のひとつの形が「学校へ行く」ことなんですが、必ずしも学校復帰だけが回復のゴールではないことも知っておいてください。
虹の会のFacebookはこちら
鳥取県内の不登校やひきこもりの親の会の案内はこちら

スポンサーリンク

スポンサーリンク

スポンサーリンク

スポンサーリンク

-教育

執筆者:

関連記事

古林紀哉さんの自閉症児向け絵カード作り方講座

昨日の虹の会でも話題になっていました。 古林さんは野村総研を退職し自閉症の子どもさんのために起業されました。 自分で開発した支援グッズを作っているすごいお父さんです。 自閉症の子どもさんには絵カードを …

不登校でいろいろな選択肢を用意するのが学校や親、支援者のできること

「不登校」と一口にいっても、一人ひとりが背景も要因も異なります。 親は将来の子どもの心配と同時に、明日のことも心配で頭が一杯です。 将来のことも気になりつつ、現実には「この子、明日はどうしよう、その次 …

学校に行くとか行かないとかどうでもいい「不登校」なんてナンセンス

人はいつでもどこでも学び成長している。 だから「不登校」なんて概念はそもそも存在しない。 学校に行くとか行かないとかどうでもいい。 「不登校」なんて用語を作ったことが差別と偏見を産んでいる。 つまり「 …

政府の一斉休校要請に対する「反乱」が、学校現場の変化につながるかもしれない

「文科省や教育委員会から指示が出ていない」 「うちだけが休校するわけにはいかない」 これが一斉休校を実行した大きな理由です。 各自治体、各地教委はコロナが拡大することを心配しているのではなく、自分が責 …

「不登校」は差別する言い方、子どもには学校を選ぶ自由も学校に行かない自由」もある

「不登校」は「学校に行くのが当たり前」だという学校側、支配する側からの子どもを見下した言い方、「否登校」は子どもの側から見た「学校を選ぶ自由」「学校に行かない自由」だという表現。 「登校拒否」も子ども …

スポンサーリンク

スポンサーリンク
21世紀の松下村塾 教育相談無料