教育

10月17日(水)不登校についての教育行政との意見交換会のご案内

投稿日:

「不登校についての教育行政との意見交換会」のご案内です。
1 会の目的
 不登校支援を必要とする子どもたちの教育・福祉等の支援体制を充実させるために、主催者と参加者で意見交換をする。
2 日時:平成30年10月17日(水)14:00~16:00(13:30受け付け開始)
3 場所倉吉体育文化会館 教養室1

所在地:鳥取県倉吉市山根529?2
電 話:0858-26-4441
4 主催者側訪問者
 特別支援教育課1名、子ども発達支援課1名、いじめ不登校総合対策センター2名の計4名
5 参加対象
 不登校児童生徒の保護者、不登校経験者、不登校に関心のある方
  親の会のメンバーの方、それ以外の方の参加もOKです。
6 参加無料 定員40名
※当日参加OKですが、人数の把握のために事前に連絡してもらえると助かります。
7 主な内容
  不登校支援を必要とする子どもたちの教育・福祉・就労・地域生活に関すること
8 主催:鳥取県教育委員会 特別支援教育課
  共催:鳥取県不登校の親の会ネットワーク
【問合せ先】
鳥取県不登校の親の会ネットワーク
鳥取県内の親の会の事務局、世話係の方までお願いします。
鳥取県内の不登校やひきこもりの親の会はこちら
こちらの問い合わせフォームからお問い合わせいただくこともできます。

案内チラシはこちらからダウンロードできます。

●おもな意見交換内容

・鳥取県教育行政として不登校の現状をどのようにとらえ具体的にどのような取り組みをしていこうとしているのか。
・「不登校生徒等訪問支援、居場所づくり事業」の成果、その後の連携作りはどの程度進んでいるのか。1年間の利用状況、支援状況はどのくらいあるのか知りたい。
・「不登校を生まない組織的対応のシステム作り」が全県的にどこまで進んでいるのか? これはホントに急いで取り組んでもらいたい。
・「教育相談体制充実のための手引き」の実効性について
・行政に当事者や保護者の声が県政や県教委に届いていない、届いていてもなかなか改善されていないことが大きな課題。
これまでもいろいろな施策が行われてきたが、「どこに相談していいか分からない」状態が長年続いている。
当事者や保護者の声しっかり聴き、解決につながる情報提供を積極的に行ってほしい。
・個々の状態を把握するためにも情報を提供するためにもアウトリーチを積極的に行っていってほしい。
・保護者と教育関係者が一堂に集まって直接意見交換をする場が必要だと考える。外部のいろいろな人たちの意見や考えを聴いていく必要がある。
・その他
※各地で開催される親の会の例会で話し合っていただき、教育委員会に聞きたいことや要望をまとめておいてください。
みなさんの声をまとめて、県の教育行政に直接届けていきます。
※「意見交換会」では保護者の思いを伝えることと、県教委の考えや現在の対応状況、今後の方針や対策について聞きたいと考えています。
複数の人が来るので個人的な相談は難しいと思いますが、学校や教委の対応で困っていることや個人としての具体的な要望は言ってもいいと思います。

鳥取県での不登校対策についての取り組みの現状と課題

鳥取県の不登校対応で課題なのが、個々での取り組みは行っていてもそれらが連携できていないことだと思います。
そして、当事者や保護者の思いが教育関係者に届いていないこと、毎年「努力目標」にはなってもその要望が具体的な取り組みとして実現していないことが大きな課題だと考えています。
保護者から出された意見や要望はほとんど改善されないまま時間だけが経過しています。
大切なことは、子どもや保護者、現場の教員ののニーズに、それぞれの立場でどう応えていくかということです。
「語る会」は、その声を聞き、いろいろな意見を受け止め、改善に向けて努力し実行していくために行われています。
鳥取県「子どもたちの明日を語る会」で保護者の声は届いているのか?
鳥取県「子どもたちの明日を語る会」の意見概要がようやく公開されました
これまでに不登校の親の会や不登校対応についても研修会やフォーラムに参加してきましたが、その中で取り組みの課題についてまとめました。
鳥取県教育行政の不登校に対する取り組みの課題と要望
2017年12月10日に不登校やひきこもり支援について鳥取県行政へのご意見、ご要望に書いていたのですが、今日の平成30年2月鳥取県議会で「不登校・ひきこもり支援について」の一般質問と議案に対する質疑が1時間行われました。
質問をしたのは島谷龍司議員で平井知事と山本教育長の答弁がありました。
平成30年2月鳥取県議会で「不登校・ひきこもり支援について」の一般質問
この意見交換で出てきた質問、要望に対する県教委からの回答は第1回子どもの学びと不登校を考える鳥取県民のつどいでも取り上げたいと考えています。

不登校についての教育行政との意見交換会ついて

この意見交換会は、鳥取県教育委員会へこちらの要望を出して実施するものです。
特別な支援を必要とする子どもたちの教育・福祉に関する意見交換会

スポンサーリンク

スポンサーリンク

スポンサーリンク

スポンサーリンク

-教育

執筆者:

関連記事

ベッドの上で職場体験実習してみいへん?

「ベッドの上での職場体験」という前例のない実習に挑む宇田さん。 宇田さんの「仕事道具」はタブレット端末とマウス、携帯電話とイヤホンです。 実習の条件は、ワードとエクセル、メールと通話ができる、ネット環 …

階級組織の世界だけしか知らない教員に限界アリ

学校教育の中だけで評価され、階級組織の世界だけしか知らない教員が対応できる範囲は本当に狭いです。 評価の観点も限定され、きまりを守ることだけが目的でがんじがらめですから、その尺度から外れる子どもがおお …

学習障害で才能の芽を潰さない上手な伸ばし方

こんな簡単なことさえできないのが「学校」というところです。 その理由は、「みんなが同じようにさせること」が目的になっているから。 目的を方向転換するだけで簡単にできるのに、なんで他人の目ばかり気にする …

子どもは何も教えなくても脳も身体も心も自ら成長していく。 大人は子どもを100%信じることだけでいい

ボクもまったく同意見です。 孫たちを見ていると何もしなくても自ら知恵を身に付け日々成長している姿がそこにある。 「赤ちゃんは誰も教えてないのに、ハイハイをはじめ、つかまりだちをして、ひとり立ちをして、 …

教員の多忙化 解消のための提案を聞く気がありますか?

この記事自体が、全く他人事で書かれています。 メディアの無責任さを象徴している内容としか言えません。 >公立小中学校の教職員が負担を感じている仕事について、文部科学省が初めて調べた。 調べるだけなら誰 …

スポンサーリンク

スポンサーリンク