教育

平川理恵さん「不登校は今の教育を子どもが嫌だと言っている表れだ」

投稿日:

不登校児をゼロにした元中学校長で広島県新教育長の平川理恵さんのいう「非常識」とは。
「大人の思い込みを子どもに押し付けるのでは、不登校はなくならない。不登校は今の教育を子どもが嫌だと言っている表れだからだ。
2割の子はノーと言っていると思ったほうがいい。この子らには違うものを提供しなければならない。」
これがすべての出発点です。
そして、一人ひとりの児童生徒に応じて個別の対応を行うこと。
「学校に行くのが楽しい!」と感じる学校環境を作っていく必要があります。

きちんと居場所を作ってあげる。そこにピカイチの先生を置き、その子に合ったカリキュラムを用意すれば、必ず学校に来るようになる。毎日でなく、その子が体調や状況に合わせて、登校するかどうかを自分の主体性で決める。毎日来なければいけないという呪縛から解き放つことも大事だ。
毎日、決まった席に座って、ただ「授業劇場」を見てばかりでは登校をボイコットしたくなる。自分から登校日を選ばせると、週休4日の子も日を選んで来る。大人の思い込みを子どもに押し付けるのでは、不登校はなくならない。不登校は今の教育を子どもが嫌だと言っている表れだからだ。
知事になぜ私が教育長なのかと聞いたときに、とにかく忌憚なく意見を出し合う教育委員会にしてほしいと言われた。役割として教育長は存在するが、上下関係は意識しないでほしい。教育長から言われたことへの返答には、「はい」か「イエス」か「喜んで」しかないと思うのは、間違いだ。いちばん変えたいところはそこだ。現場主義に徹し、あくまで子ども目線で、インターナルなコミュニケーションを作り、物を言いやすい雰囲気づくりに努めている。


平川理恵(ひらかわ りえ)さん
1991年リクルート入社。1999年留学仲介会社を起業し10年間経営。2010年に公募で女性初の公立中学校民間人校長として横浜市立市ヶ尾中学校に着任。2015年に同市立中川西中学校長、中央教育審議会教育課程企画特別部会委員。2018年4月から現職
不登校児をゼロにした元中学校長の「非常識」
民間出身初の女性校長になった、剛腕マザー
広島県が目指す「主体的な学び」とは

スポンサーリンク

スポンサーリンク

スポンサーリンク

スポンサーリンク

-教育

執筆者:

関連記事

「置き勉禁止」が別に自由化されなくても持って帰らなくてもいい

最近「ブラック校則」として注目度が上がっている「置き勉禁止」。岐阜市立岐阜小学校の保護者が、校則を変えるため荷物の重量調査をしてほしいと学校に掛け合ったところ、校長が調査を待たずに「置き勉自由化」を即 …

ドリル学習の繰り返しはますます勉強嫌いの子どもを生むだけ

小学校で嫌いな教科のトップは・・・ 実は、算数を嫌いになる女の子は意外に多いのです。 女子は理系が苦手というイメージも強いと思います。 「小学生白書Web版」の統計でも、そういう傾向が見られます。 前 …

個々の才能を発揮すれば企業から声がかかる、友だちはいらない

孤独の先に、真の理解者や仲間がいる。 その景色を見失わなければ、前を向いて歩いていける。 他人に自分を合わせなくていい。自分に合う場が見つかるまで自分の好きなことをやっていけばいい。 大事なことは学校 …

発達障害への理解を深めるために

周囲の理解と環境の整備で1人ひとりの特性が発揮できるようになります。 私たちのできることは、まず理解しようとすることだと思います。 【発達障害】第8回 治すのではなく、私たちが歩み寄る 発達障害は病気 …

基礎学力とは何か?学校の勉強ができることではありません

学校の目的はテストでいい点数を取ることではなく、「学ぶって楽しい」と感じることです。 学校は第一に勉強をする場所です。 規則を守らせることや人間関係を作ることよりも第一に「学ぶって楽しい」ことを教える …

スポンサーリンク

スポンサーリンク
21世紀の松下村塾 教育相談無料