教育

1月6日「倉吉市立小・中学校の適正配置」倉吉市民シンポジウム

投稿日:

倉吉市のHPの業務予定には18:00~、市報には午後7時~って書いてあるけど、ホントはどっちですか?
今、「子どものため」という学校統廃合・学校再編が進んでいます。
教育委員会は、なんだかんだと「子どものためだから」というウソの理由で説明しています。
これからは学校に来る子が少なくなる、少子化で子どもの数が減る。
子どもの数が減ったら、社会性が育たなくなる、競争力が低下する、だから学校統廃合が必要である?
はあ・・・?
いいえ、決してそんなことはありません。
対象となっている学校は、多くは統廃合など必要のないものばかりです。
子どもの数が減ったら、社会性が育たなくなるなんてそんなこと大嘘です!
学校統廃合の本当のねらいは「小規模校は、経費が割高になって非効率だから、統廃合して学校経費を合理化する」ことです。
学校統廃合のねらいは、学校経費の効率化です。
「学校規模を標準規模にできたかどうか「教職員(人件費)を削減できたかどうか」といった「学校経費削減」が目的です。
学校統廃合・学校再編による「教育効果」や「子どもたちの生活面への影響」などは、全く論じられていません。
それでどうなったのか、何ら検証されていません。
というか、人数が少ない学校に行っている子どもたちは社会性が育ってなくて競争力が低いんですか?
全くそんなことはないでしょう。
教育予算配分の効率性を理由に学校統合が促進されては、一番被害を受けるのは子どもたちです。
教職員の数も削減されますので、現場の教員の負担はますます大きくなり、今でも大変なのにますます多忙化によって疲れ切ってしまいます。
さらに、親の負担はめちゃくちゃ多くくなります。
これで、魅力と活力のある学校づくりなんかできるはずがありません。
なんのために「公教育の場」を作っているのでしょうか。
すべての子どもに教育の場を保障するのが国の責務です。
国の責務で、すべての子どもが安心して通うことのできる学校を作っていくべきなのです。
それを担当しているのが市教委の役目です。
子どもがまんできるように
親もがまんのお手本になるように
これまで子どものころから今に至るまで「理不尽ながまん大会」で生き残ったのが教育行政という立場に立っています。
だから、「がまんすることは正しい行為である」と思いこんでいるのでしょうね。
ほんとかなあ?
1月6(土)18:00から、「倉吉市立小・中学校の適正配置等について」の倉吉市民シンポジウムが未来中心小ホールで行われます。
「よりよい教育環境を整備し魅力と活力のある学校づくりを進めていくため」と、いかにも「子どもや地域のために」というねらいなのですが、倉吉市教委の本音「学校経費削減」が出ることを期待しています。
そこでも子どものニーズや保護者・地域の願いも出されると思います。
それに対して倉吉市教委がどのような説明をするのか、楽しみにして行こうと思っています。
過去の記録を探したのですが、これしか見つかりませんでした。
「倉吉市教育委員会の取り組み」についても、情報発信が少なすぎます。
これまでも、市民に対する情報発信が少なすぎると市役所に言ってきたのですが、まったく改善されていません。
最新情報として掲載されているのは、2013年7月30日の「いじめは許さない!~倉吉市教育委員会メッセージ」です。
もう2年半以上の情報が市教委からの最新情報って・・・(無言)
倉吉市立小・中学校の適正配置の中学校区別説明会の概要について
https://www.city.kurayoshi.lg.jp/p/gyousei/div/kyouiku/gakkou/gakkoutougoujyunbisitsu/tekiseihaichi/
倉吉市民シンポジウム「倉吉市立小・中学校の適正配置等について」の概要
(平成24年11月20日)
https://www.city.kurayoshi.lg.jp/p/gyousei/learn/boe/5/10/

スポンサーリンク

スポンサーリンク

スポンサーリンク

スポンサーリンク

-教育

執筆者:

関連記事

小学校でうんちをガマンしてトイレに行けない

小学校でうんちをガマンしてトイレに行かなかった経験ってありますよね。 友だちにうんこしていると知られるのが恥ずかしいということもありますが、その理由のひとつに和式トイレがあるそうです。 小学校ではいま …

日本の学校はこんなに凄い、ことなんかない!マイナス点ばかり

これって、優れているのではなく、マイナス点ばかりだと思いますけどね。 今日は新たな出会いがあり、松陰先生の言葉を確信しました。 「夢なき者に理想なし、理想なき者に計画なし、計画なき者に実行なし、実行な …

特別支援教育、学校での授業の何が一番問題なのか?

特別支援教育、学校での授業の何が一番問題なのか? これは支援が必要な子に限ったことではなく、すべての子どもにいえることです。 「教育的評価」とは、子ども自身が「できた!」「分かった!」「面白かった!」 …

『学校をやめる』っていう選択肢もありです。私はこれで学校を辞めました

「あの頃は『学校をやめる』っていう選択肢があることを知らなかった。そういう選択肢があるって知っていたら、もっと早くに楽になっていたと思う。」 「親の期待に応えるために、心を壊してまで子どもが頑張る必要 …

「高校教育は学問ではない」上野千鶴子が17歳の時に訴えたこと

私も上野さんとまったく同意見です。 学ぶことを学べない学校を「学校」とはいえない。 学ぶ楽しさを学べない学校を「学校」とはいえない。 学び方を教えない教育を「教育」とはいわない。 学びたいことを学べな …

スポンサーリンク

スポンサーリンク