教育

学校に行くことは目的ではなく手段のひとつだから、他の手段があればそれでいい

投稿日:

学校へ行く行かないは本人の自由なのですが、現実として「学校というもの」の存在は大きいです。
また、「働くということ」も厳しい現実があることも確かです。
だからこそ、子どもが将来に希望がもてるような大人の姿を見せていくことが大切です。
勉強はなんのためにするのか?
働くとはどういうことなのか?
生きる力を育てるとは具体的にどんな姿をいうのか?
自立のためにどんなことを身につける必要があるのか?
どんな学校へ行き、どこに所属して働くのかではなく、自分はどのようにして生きていくのかを軸にして考えることが重要です。
そうすれば、今すべきことも見えてくるのではないでしょうか?
子どもに不安を与えるのではなく希望を与える大人でありたいです。
そのためには、来年はこれまで以上に幅広いつながりを作っていくと同時に、子どもたちのニーズに応えるための具体的な取り組みを進めていきたいと思っています。
我慢してやっていても奇跡は起きません。
やりたいからやる、やりたくなかったらやらない。これが基本ですよ。
学校も勉強も楽しくなければ誰もやりたくないですよね。
ほとんどの人がが我慢してるんじゃないでしょうか。
働くことが楽しくなければ誰もやりたくないですよね。
みんなが好きなことをしてみたらどうなるかやってみたらいいと思います。
知りたい、できるようになりたい!って思わない人はひとりもいません。
学校の勉強はその目的や方法がおかしいだけで、自ら学びたいことはたくさんあります。
誰もがそうやって学んでいけばいいんですよね。
「NO!」といわせない指導は教育ではありません。
今、子どもたちが必死になって「NO!」といっているのですが、それを力ずくで押さえつけようとしていることは間違っています。
私は彼らを応援していくことが自分の本当にやりたいことだと分かったからライフワークにしました。
やりたいことがあるのなら、やっちゃえばいいだけです。
やってみて、また考えたらいいですよ。私はそうしています。
学校に行くことは目的ではなく手段のひとつですから、他の手段があればそれでいいんですよ。
学びも仕事も支援もすべてニーズに応えることができるどうかで価値が決まります。
日本の学校は子どものニーズに応え切れていないことが問題なのです。
ニーズに応えることができれば、どこで学ぶかは問題ではありません。
中2の娘が語った「働きたくない」きもち。不登校児が見つめる将来とは
親のできることは、社会の情報や選択肢を探し、子どもの希望に合った道をいっしょに見つけていくことです。
その中には、物や場だけでなく、信頼できる人との出会いも含まれます。
生きていく道はたくさんあることが分かれば安心してゆっくり考えることができます。
子どもが自分の好きなように生きること、そう決めた時に親は全力で応援する。
決めたらそのために何をすべきかが見つかり、自分で決めたことならそれに向かって頑張ることができるようになります。
2年の不登校を経て「何かやりたい」と息子が言った。進学までの道のり

スポンサーリンク

スポンサーリンク

スポンサーリンク

スポンサーリンク

-教育

執筆者:

関連記事

狛江市の特別支援学級に通う子どものお母さんたちが書いたleavesが素晴らしい

leaves(はっぱたち)は、小学校の特別支援学級に通う子どものお母さんたちが編集し、市内の小学校で配布している手紙です。 ・ソーシャルスキルってなあに? ・どんな子がどんなことで困っているのか? ・ …

鳥取県中部の不登校、ひきこもりの親の「倉吉トトロの会」9月例会のお知らせ

いよいよ2学期が始まりましたね。 ちょうどこのタイミングで、9月3日(土)の午後に倉吉トトロの会の例会があります。 現在子どもさんが不登校中の方、学校には行っているけどなんだか元気がないという方、学校 …

なぜ「子どもたちのテレワーク」はすすまないのか? 学校教育の正体 

なぜ「子どもたちのテレワーク」はすすまないのか? 学校と家を通信でつないで授業をすることは、技術的には難しくないような気もする。なぜ今まで進んでこなかったのだろうか。 なぜ文科省が後ろ向きなのか。 結 …

鳥取県琴浦町の親の会「虹の会」に参加しました

昨日は琴浦町の親の会「虹の会」に参加しました。 みなさんが子どもさんを信じて温かく見守っておられること、そして親が一人で抱え込まないで、このような居場所で近況を語り合ったり情報を共有しながら一歩一歩進 …

リモートスクーリングという「非登校」という考え方で作る学びの形に注目

リモートスクーリングは非登校対応による、不登校や行き渋り児童・生徒の支援方法として提案され、実施がスタートしたばかりの新しい取り組みです。 現時点では山梨県の某自治体が、全国に先駆けて試験的導入・運用 …

スポンサーリンク

スポンサーリンク