文科省や教育委員会の調査報告は、本当の理由が隠されています。
不登校の理由があいまいで「本人の理由」で一括処理をされていることが問題です。
その理由が学校の対応によるものがもっとたくさんあります。そこを改善したら、不登校は減らせます。
鳥取県教育委員会も無理な登校を強いるのではなく、安心して休める環境作りを進めています。
思春期の子育て「不登校の子どもの心理」
・とにかく園や学校に行きさえすればよいということで、強制的に登園・登校させるというような対処療法だけでは、根本的解決にはならない。
・大人や社会がその主な原因を作っておいて、いたずらに不登校を問題視し、登校を強制しても解決はしない。
・まず、気持ちを楽にさせ、家庭の居心地を良くしましょう。
しかし、いまだに不登校は「本人の甘えや怠け、学校への不適応」などという自己責任や家庭のしつけの問題と捉えた対応をし、再登校のみを目的とした指導をしている学校や関係機関も少なくありません。
このような「不登校の子どもの心理」を理解し、子どもを親、学校、その他の関係者が温かく見守り、適切な対応と安心できる環境作りをしていくことが大切です。
不登校の初期対応は安心して休める環境作りから
投稿日:2016年8月20日 更新日:
執筆者:azbooks