5月8日、文部科学省の調査で4月から小学3年と4年の授業で新たに始まった英語(外国語活動)について、今年度は全国の公立小約1万9千校のうち、ことがわかった。
文科省は年15コマの授業を求めていたが、多くの学校がそれ以上を確保していたといいます。
2020年度から実施される新学習指導要領では、「聞く・話す」を中心に発音や単語に親しむ外国語活動(年35コマ)が小3と小4で始まる。また、小5と小6では外国語活動が教科「外国語」(年70コマ)になり、「読む・書く」も学ぶ。18、19年度は移行期間とされ、文科省は小3と小4について年15コマ、小5と小6について年50コマの授業を求めていた。
これ、無理な内容を形だけ詰め込んでいます。
倉吉市では先取りで小学校で「外国語活動」が始まりますにも書きましたが、鳥取県でも「先取り学習」が始まりましたが、各地の教育委員会が競っているとしか思えません。
今の学校に必要なことは学習内容を増やすことではありません。
これでは教員の負担はますます増えるし子どもの自由時間はどんどん減らされます。その結果どうなるかはもう見えています。
文科省はどんな子どもをめざしているのでしょうか?
日本の外国語教育で必要なのは「出川イングリッシュ」です。
小3、4の3割が英語週1コマ以上 文科省の求め上回る