教育

教員の多くは全国学力テストに全く意味を感じていませんが・・・

投稿日:2017年3月23日 更新日:

全国の小中学校での4月の授業は、全国学力テストのための「対策」に時間を費やしています。
対象学年では教科書をやらないで、通常の授業に支障が出ている学校もあります。
教育委員会はテスト対策授業を行わないと通達していますが、教委作成の事前テストを配布している県もあります。
過去に出題された問題を子どもたちに解かせたりして、点数を上げるための「対策」がとられています。
教員の多くは全国学力テストに全く意味を感じていませんよ。
ただ文科省からやれっといわれているから、「仕方なく」やらせているだけです。」
学校で身につける「学力」とは何か?
何のために学校があるのか?
全国学力テストなんて、お金と時間と労力の無駄に終わるだけで、子どもにとってのメリットなど微塵もありませんよ。
間近に迫った全国学力テスト、なぜ順位に血眼になるのか
学力テストが実施されるようになてから予想問題集が販売されていますが、大阪市にはこんなことをしている小学校もあります。
大阪市立姫島小学校
「家庭学習におすすめ「学力向上に向けてのプリント集」ご活用ください」
・学力向上に向けてのプリント集
29年度国語答え
29年度算数答え
全国学力調査で出題された「漢字」問題
全国学力調査「算数A」に出題された問題
大阪府教育委員会作成 【力だめしプリント】
大阪府教育委員会作成 自学自習力をはぐくむ ワークブック問題へのリンクなど学習プリント満載です。
千葉県教育委員会は「ちばっ子チャレンジ100」という全国学力・学習状況調査(小学校の国語、算数、理科)で出題された問題を参考にして、基礎・基本となる問題や思考力を高める問題を作成しています。
どこの教育委員会も学校も学力テストの点数をあげるために必死なんだなあ。

スポンサーリンク

スポンサーリンク

スポンサーリンク

スポンサーリンク

-教育

執筆者:

関連記事

環境や対応の仕方を変えれば「障害」は障害でなくなる

学校現場でも全く人の数が足りていません。 制度として法律が成立してはいますが、実際の現場対応はまったくできていないといってもいいです。 発達障害の子どもたちへの支援は、障害のある子どもたちだけでなくす …

宿題をしろ!わからない僕はダメな子ではありません

ほめる、しかるという賞罰教育では子どもは自己肯定感は感じられません。 「ほめる」という行為は、上から目線の「支配」になるからです。 「しかる」ことによる弊害は説明はいらないでしょう。 3H「比較」「批 …

「学校に行かせてない親は法律違反している」というのは間違いです!

今日の子どもの学びを考える勉強会vol.3でも学校に行く目的についても話し合いをしましたが、「学校に行かせてない親は法律違反している」というのは間違いです! 理不尽極まりないです。 確かに、保護者には …

教員から黒染めをするよう強要「茶髪で生まれたら普通じゃないの?」

髪の毛が生まれつき茶色いにも関わらず、教員から黒染めをするよう強要され、精神的苦痛を受けて不登校になったとして、大阪府立高校の女子高生が府に対して起こした裁判が、議論を呼んでいます。 髪の毛の色だけじ …

三朝町立西小学校で「できる!わかる!を可能にするタブレット活用法」研修会

2017年11月25日(土)に、三朝町立西小学校で「学校でのタブレット活用法」についての研修会があります。 学校でタブレットの活用が進んでいかない理由の一つに、私たちがタブレットの活用方法を知らないこ …

スポンサーリンク

スポンサーリンク
21世紀の松下村塾 教育相談無料