教育

宿題をしろ!わからない僕はダメな子ではありません

投稿日:

ほめる、しかるという賞罰教育では子どもは自己肯定感は感じられません。
「ほめる」という行為は、上から目線の「支配」になるからです。
「しかる」ことによる弊害は説明はいらないでしょう。
3H「比較」「批判」「非難」の言葉掛けは、自尊心を傷つけます。
それは、子どもからの3D「でも」「だって」「どうせ」しか産みません。
子どもを認めて勇気づけしていくことによって、自分の価値に気づくことによって、はじめて子どもは自己肯定感を感じます。
自己否定する「わからない」ではなく、自己肯定のできる「わからない」が言えるようにするには、「認める」という「正の関わり」をすることが大前提です。
「わからない僕はダメな子?」息子はどれほど悩んでいたのだろう
「宿題をしろ!」と言って宿題を出すのはダメな教員、「勉強したくなる課題」を出すのがプロの教員。
「勉強しなさい!」と言うだけなのはダメな親、夏休みの宿題を子どもの代わりにするのはもっとダメな親。
子どもといっしょにいっぱい遊ぶのが子どもの主体性を伸ばす親です。
あなたの子どもの夏休みの宿題は「子どもがやりたい!」と思える内容ですか?
「やる気にならない」宿題だったら「やらない」のが賢い子どもです。
「やりなさい」と言わないのが賢い親です。
「子供に『勉強しろ!』 と言うのは危ない」

スポンサーリンク

スポンサーリンク

スポンサーリンク

スポンサーリンク

-教育

執筆者:

関連記事

不登校対策としてまずは教員の対応の仕方を含めた環境改善が必要

いろいろな会に参加したり、保護者の方と話をしていると、教育現場と保護者の考え方のズレを感じています。 そのズレを縮めるには両者が同じ場所で納得いくまで話し合いを続けるしかありません。 話し合いの目的は …

学校はこわいところだった、今それがもっとこわいところになっている

コロナによって、9月入学・新学期の議論、土曜授業、夏休み短縮、各種大会中止など、子どもたちにも大きな影響が出ています。 しかし、こうしたことは、政治家や官僚、文科省、教育委員会など大人が勝手に議論した …

追いつめられる教師 学校は誰のためにあるのか?

学校は何のためにあるのか? 学校は誰のためにあるのか? 政府は「家庭の役割」の議論も進められているようですが、その前に「学校は誰のためにあるのか?」を議論する必要があります。 少なくとも「親」のために …

「なんで勉強しなきゃいけないの?」と子供に聞かれたら

これもまた、彼の考え、「ひとつの論」にすぎません。 ・勉強そのものが嫌いなのではなく、勉強という、「やる意味がわからないもの」を「やらされる」ことが嫌い。 ・勉強は、未来と希望を産みだす力になる。 ・ …

いじめを子どもの置かれた環境から捉え直す必要がある

認知件数を調べて報告することが目的ではありません! いじめ認知件数をきちんと把握することは必要ですが、「いじめ」の判定の仕方が学校によってまちまちでブレているので、調査するたびに数値は変わってきます。 …

スポンサーリンク

スポンサーリンク