不登校だった子が「スマブラ」でヒーローになったと話題になっています。
「ゲームは、自分の成長を実感できる場所でもあります。だからそこに自分の居場所を見つけやすい。だから『実生活が嫌になった時に、その助け』になってくれます」
ゲームにはゲームのルールがあり、他には何もない。だからこそ、言語の壁も、体格差も、年齢も、学校での立ち位置も関係なくコミュニケーションがとれる。
学校に行っている行っていないもまったく関係ない。
ゲームは、ただ楽しむだけじゃない。しっかり考えてこそ、強くなれるものなんだ。そんなことも自然と知っていった。
ついにプリン師匠から1機奪うことに成功した。その瞬間、彼の顔が悔しそうに歪む。感情的にならないT君の表情は、脳裏に焼き付いた。
どれくらい彼の家に通ったことだろう。友だちになれた気がして嬉しかった。
「新しい友達が作れたのは桜井さんの作ったスマブラがきっかけだし、時が流れた今でも、スプラトゥーンが今の小学生の間で流行っていて、俺がそうであったように、スプラトゥーンをきっかけに友情が日々生まれているはずです」
「ゲームは、自分の成長を実感できる場所でもあります。だからそこに自分の居場所を見つけやすい。だから『実生活が嫌になった時に、その助け』になってくれます」
ゲームを通して友だちができることってあります。ゲームをすることによって学ぶことだっていっぱいあります。
ゲームは、今日も多くの友情を生んでいます。
「スマブラが強いってことはヒーロー」不登校のT君と僕の友情
子どもの価値観に合わせる
ゲームは、子どもたちとつながることができるツールのひとつです。
遊びは最高の学びです。
子どもは天才ですから、大人も子どもから教えてもらったらいいです。
大人の都合でルールや決まりを勝手に決めておいて、それに無理やり子どもを合わせようとしています。
そして、その「枠」の中だけで「大人のものさし」で勝手に評価しています。
そして、それができないと「甘やかしている」とか「わがままな子になる」とか、またまた勝手な言い分を出してきます。
ゲームも他のことでも「子どもの価値観に合わせる」ことが重要です。