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社会のいう「人生のレール」から外れた人に冷たい日本社会

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企業にとっても少子高齢化による職場での人材不足が課題ですが、社会のいう「人生のレール」から外れた人に冷たい日本社会。
労働人口を安価で増やすための非正規雇用は増えているものの、短期間で職場を離脱する人も少なくありません。
それには賃金や労働環境など様々な要因がありますが、「自分のやりたい仕事とのマッチング」に問題の一つがあります。
さらに、就職に当たっては中途採用をする企業も出てはいるものの、新卒者がほとんどで「就活」はもはや季語になっています。
そこで、今見直されているのがインターンシップ。
アルバイトやボランティアではなく、社員並みの仕事を行い実際の職場を一定期間体験するという形です。
その対象は卒業予定の学生が多いのですが、失職や倒産をしたが専門性を備えている人や結婚・出産などで離職しキャリアにブランクはあるがスキルを持っている女性たちなどが、再びチャンスをつかむための「再挑戦」「再起業」の機会にもなります。
新卒者にとっては、単に労働による賃金を得るだけでなく、「働くことの意義」が学べ、「再挑戦」をする人の経験やスキルは即戦力となり企業側にも大きなメリットがあります。
さらに、インターンの時期を定めるのではなく各企業(公務員も含めて)で柔軟に受け入れるようにできれば、4月就職にこだわる必要もなくなります。
このように、「人生のレール」選択肢をたくさん作ることによって、より多くの人にチャンスが広がっていくのではないでしょうか。

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