教育

「学校に行きたくない!」という子どもはごくごく正常な子どもなんです

投稿日:2023年9月15日 更新日:


子どもが学校に殺される。
「そんなところに行きたくない!」という子どもはごくごく正常な子どもなんです。
「学校に行かない」というのは自己選択であり、自己防衛なんです。
それでもそんな思いまでして「そんなところ」に行かせることが正しいと思いますか?
私たちにできるのは子どもが安心して過ごせる場を作ることです。
その中のひとつが家庭であり、家族です。
必ずしも「外の場」でなくてもいいです。
学校に行かない子どもが問題なのではなく、そんな学校が問題なんです。

自分の好きなところで気楽にやればいいんだよ。
自分が行きたい居たいって思えることが一番大事だから、それはどこだってかまわないからね。

学校に行かせることでどんどん自己肯定感を下げている。
そらそうよ。それが「学校」というところだから。

不登校だった我が子がふたたび学校に通い始めたら、親は「これでもう安心」とホッとします。しかし、じつは望まない再登校で子どもの心は限界を迎えているかもしれません。

「不登校になるより、はるかに深刻な問題は、周囲に合わせようとすることで心身が限界を超えてしまう『過剰適応』です。
その子は休みが必要な状態なのに、親や教員が無理に子どもを登校させる。そうすると『過剰適応』が引き起こされて、子どもは逃げ場がなくなり、うつ病や自殺のリスクが高まってしまいます」
親や教員は「学校を簡単に休ませたら不登校になってしまう(=『普通』のレールから外れてしまう)」という漠然とした将来のリスクを恐れて、目の前にある「過剰適応」という大きなリスクから目をそらしがちです。

当たり前ですが、我が子を追いつめたい、苦しめたいと思っている親はいません。しかし、なぜか判断を誤ってしまいます。
「親の側も、我慢が大事という思い込みや世間体といったものに『過剰適応』しているのかもしれません。不登校は子どもの防衛反応。『休みたい』と口に出したときは、かなり追い詰められている状態です。

迷わず休ませてください。そこで『もう少し頑張ってみれば』というセリフは、絶対に言ってはいけません。そう言われたら、子どもはどれだけ深い絶望を感じることか」

自殺した不登校児の「75%は再登校」していた 不登校児の親が「やってはいけない」ことを精神科医が伝授

スポンサーリンク

スポンサーリンク

スポンサーリンク

スポンサーリンク

-教育

執筆者:

関連記事

「不登校を100%解消させて学校へ戻す」という高額セミナーを考える

「不登校・ひきこもりを100%解消させて学校へ戻す」という高額のセミナーがあります。 「何とかして学校へ行かせたい!」と思っている親御さんにとって、このような触れ込みは魅力的に思えるのかもしれません。 …

安全ではないところには近づきません それは自分を守る防衛本能です

学校に行かない子にはその理由が必ずあります。 「なんとかして学校に行かせたいという大人」「大人にとって都合のいい理由を聞きたい大人」に対しては子どもは言葉も心も閉じてしまいます。 子どもにとって重要な …

不登校の子どもをめぐる基礎情報 NHK ハートネットTV

ハートネットTVのブログ チキノめに「不登校の子どもをめぐる基礎情報」が掲載されています。 “チエノバ”でレギュラー出演している荻上チキさんが、福祉の今を切りとる“チキノめ”!今月から全国で12万人を …

二次障害は周囲の理解と対応の仕方を変えることで防げます

発達障害は治す必要はありません。 というか「治す」という概念がありえません。 しかし、いまだに「発達障害を治療してみんなと同じように」と考えている人も少なくありません。 医者ですら障害に気づかないこと …

考える力を育てるには、考え方を教えるのではなく、考える場面を作ることが重要

与えられたことをしても考える力はつかない。 大切なのは考え方を教えるのではなく、考える場面を作ること。 与えられた問いではなく、自分で問いを出すことが考える力につながる。 指導者に必要なことは内発的動 …

スポンサーリンク

スポンサーリンク
21世紀の松下村塾 教育相談無料