うちの学校のスクールカウンセラーは何をしているの?
カウンセラーというと、相談室にいて、一日中カウンセリングをしているようなイメージがあるかもしれませんが、児童生徒の普段の様子を知るためにクラス活動に参加したり、相談室登校の児童生徒を受け入れたりしています。
学校の教員もカウンセラーも日々の忙しさで大変だというのは分かります。
だからこそ、スクールカウンセラーは各学校に1人ずつ必要なんです。
こんな状況で複数の学校でかけもちなんて、身がいくつあっても足りません。
今困っている子はもちろん、助けてというサインを出している子に少しでも寄り添い、時間を共有できる配慮が欲しいです。
保護者と学校との関係がこじれてしまうと余計に難しくなり、修復するには相当な時間がかかってしまいます。
困りごとを抱えると、SOSを求められなかったり、情報を選べなくなったりするけれど、人とのつながりが失敗を保障する環境にできます。
いじめなどの問題が生じるのも、自殺にまで追いつめられる子どもが後を絶たないのも、休むことが許されない学校のあり方に一因があるということも知ってほしいです。
スクールカウンセラーなどの多様な専門性のある人材を学校に配置する人的確保と同時に、本当に機能する教職員との連携も大切です。
意外と知らない“スクールカウンセラー
スクールカウンセラーって、いつも一体何をしているの?
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執筆者:azbooks