教育

学校に行かないというだけで、当時は人間性まで全否定されていました

投稿日:

不登校経験者・楢崎唯さん(24歳)は小学2年生から不登校でした。
当時つらかったことや、今現在の気持ちを話しています。
これも今だから話せることですね。

私が落ち込んでいるときに、親から「みんなつらいんだから」「つらいのはあなただけじゃないのよ」がつらかった。
当時の私には自分の物差しがなかったから、他人の物差しで自分をはかることしかできなかった。だから、自分の本当の気持ちを閉ざしてしまっていた。

このような経験をした彼女がどのようなことがきっかけとなって今に至ったのか?
不登校だった24歳が今、振り返って思うこと
インタビュー企画「親と子が語る不登校」。
親子ともに、小学2年生で学校に行かなくなった倉原香苗さんと鈴木玖邑さんのインタビューです。

「学校に行かなかったけれど、私は今も生きているぞ」というメッセージをとにかく発信したかったんですね。「学校に行かないなんて人間じゃない」と言われたことも1度や2度じゃありませんでした。

学校に行かないと、人間性を全否定されていました。「学校に行かないと、社会に出られないし、結婚もできないし、生きていられない」という扱いを受けるような時代がありました。
当時は、子どもの人権なんか無視されていました。
はたして今の時代、子どもの人権がどれだけ尊重されているでしょうか?
「不登校の理由は何?」後悔した息子への一言

スポンサーリンク

スポンサーリンク

スポンサーリンク

スポンサーリンク

-教育

執筆者:

関連記事

多様な教育機会確保法案には絶対反対です!

9月14日、文科省は「不登校を問題行動と判断してはならない」との見解を含む「通知」を出したばかり。 だというのに、「子どもを学校に行っている子と学校に行っていない子に分類し、個人の状況や能力に応じて違 …

なんで土曜日も無理やり学校にいかなきゃいけないの?

平成25年倉吉市内全児童生徒の「土曜授業」に関するアンケート結果です。 平成26年、平成27年の結果は公開されていません。 https://www.city.kurayoshi.lg.jp/p/gyo …

不登校対策やひここもり支援にしても本質の理解が欠けている

世間から「学校を休んだり、逃げたり、撤退するということへの否定的なまなざし」が強いのは確かです。 学校に行く行かないの自由は認められたとしても、現在不登校をしている子どもたちが「学校に行かなくても、何 …

「昆虫が気持ち悪いから変えてほしい」って本当にそう?

ジャポニカ学習帳の表紙から「昆虫」が消えた。 表紙に昆虫の写真がなくなったのは、教師や保護者が”モンスタークレーマー”に変身して「昆虫の写真はキモいから止めてくれ!」と言われたことが理由だと言われてい …

障害児は授業の妨げになるから特殊学級に行け??

障害児のために「してあげる」、障害があるとかないとかではなく、個々の困り感にどう対応するか、個々のニーズにどう応えるかなんです。 学級環境に障害があるのですから、その環境を障害でなくするという考え方を …

スポンサーリンク

スポンサーリンク