教育

小学校で「弾道ミサイル落下時の行動について」という通知が配られた!

投稿日:

小学校で「弾道ミサイル落下時の行動について」という通知が配られています。
こんなものが教室で子どもたちに他の手紙と同じように、本気で配られるなんて、ホントに日本の国はどうかしているとしかいえません!
その内容があまりにも安易な書き方、無責任な内容です。
配る前には担任からどんな指導があったのでしょうか?
文科省や教委からは学校に対してどんな指導があったのでしょうか?
子どもたちは、その指導をどう受け取り、理解したのでしょうか?
どんな指導内容であったにせよ、公立学校では国や文科省に対して何の意見も言えないこと自体が異常なのです。
一方的に配られたものを受け取るのではなく、「正常な」判断のできる大人の介入が必要です。
私は長期休業前に配られる「よいこのくらし」ですら必要ないと思っていますが、こんなもの教室で配るとしたら、かなりの配慮が必要です。
ただ単に「渡しただけ」であれば大問題です。
今回の件は、平和や国際協調、他の国々との関係の在り方について学ぶ機会にしなくてはなりません。
北朝鮮とはどういう国なのか、アメリカの対応についてどう考えるか、世界はどう見ているのか、日本政府の対応やこの通知について自分はどう考えているかを考え学ぶべきなのです。
そして、なぜこのような通知が学校で配られるのか、その意図は何かまでつっこんで考える機会になります。
子どものころから政治に関心をもつ絶好の機会だと、私は思います。
ただ担任が機械的に無言で配るだけ。
それは指導とはいいません。
ただのロボットです。
小学校で配布された通知文はこちら
Mizuho NakayamaさんのFacebookより

スポンサーリンク

スポンサーリンク

スポンサーリンク

スポンサーリンク

-教育

執筆者:

関連記事

「強制されることに過度な違和感を持つ」パーソナリティと不登校対応のギャップを考える

私の感じていること考えていることを的確に書いてある記事を見つけました。これが理解できる教育関係者が何人いるでしょうか? 「強制されることに過度な違和感を持つ」パーソナリティとは、自分の主義主張を持って …

感情のコントロールができない子供の怒りのコントロール法

発達障害の子どもの特性がわかってくると、激しい感情や行動に対処するためにクールダウン、タイムアウトという方法があります。 これは、親子関係での対処方法としてはよく知られていることですが、学級にいる感情 …

カッコいい大人が子どものいい見本にならなければいけません

子どもは身近にいる大人から多くのことを学んでいます。 人の話を真剣に聴くこと、お互いを認め合うこと、人は一人で頑張らなくてもいいこと、助け合うこと、お互い様だということ、人が互いに尊重しあうこと、人の …

「みんなちがったら都合が悪い」というのが、今の日本の学校教育

私もときどき地域の学校の見学に行きますが、教室が静かですね。 すべての教室がそうではありませんが、子どもたちは黙って何かに耐えているような気がします。 小学校ではそうでもないのですが、中学生はいわれた …

「アクティブ・ラーニングってどんな授業スタイルなのか」具体的にイメージできてますか?

そもそも「アクティブ・ラーニングってどんな授業スタイルなのか」具体的にイメージできてますか? タブレットを使ったらいいということではありません。 今やっている教員が一方的に教える形から子どもたちが主体 …

スポンサーリンク

スポンサーリンク
21世紀の松下村塾 教育相談無料