教育

公立学校の中のフリースクールという発想が素晴らしい

投稿日:

「公立学校の中のフリースクール」という発想が素晴らしいです。
不登校の問題は適切な場所と人が提供できれば解決できます。
そもそも、「不登校問題」とは学校に行っていないことや行かない子どもが問題なのではなく、「適切な場所と人が提供できていないこと」が問題だからです。
文科省は来年度予算案で不登校対策にあたる教員190人の増員を求めたましたが、50人増が認められただけでした。
「不登校対策」教員だけでなく、個々の子どものニーズに応えていくためには行政の責任でもっともっと加配すべきことです。
文科省の予算を頼らなくても、各自治体の予算配分で教員増は可能です。
子どもの教育は「町の未来に投資する」ということですから、行政にとっても大きなメリットがあります。
教育にお金をかければかけるほど、未来の町は豊かになっていきます。
逆に教育予算を削れば削るほど、未来の町は廃れていきます。
しかし、自治体トップにはこの発想が欠けています。
議会では目の前の事業予算の取り合いに終始し、未来の町作りについてのビジョンがありません。
公立のフリースクールを作って学校選択制にすれば、保護者の経済的な負担も子どもの精神的な不安も解決できます。
そんな学校を作れば、なにも言わなくても県外から移住者が増えて、人口減も解決できます。
でも、そんなことをしたら従来の学校には誰も行かなくなってしまうでしょうね。
本当はそれが一番いいのに。
教員定数を考える 「不登校」が大きな課題 女性初の民間出身公立中学校長・平川理恵さんに聞く

スポンサーリンク

スポンサーリンク

スポンサーリンク

スポンサーリンク

-教育

執筆者:

関連記事

「合理的配慮」は誰もが過ごしやすい社会を構築していくことにつながる

・これまでも法律がなくても「合理的配慮」をやっている学校や教員はあった。 ・地域や学校、校長や担任によって認識の差や温度差が大きいというのが現実。 「学校は変わらない」と嘆くだけでは子どもたちの学ぶ環 …

不登校の時間に旅をする選択 学校・教委も受け入れたある親子の教育法

学びとは本人がどうしたいかで決めたらいいです。 学校も必要になったときに利用したらいいです。 駿くん 「今日は家で勉強したいので、学校を休みます。」 駿くんのお父さん 「学校のペースというのが駿に合わ …

新型コロナ騒動で今の学校を取り巻く状況と「不登校」について思ったこと

今の学校を取り巻く状況と「不登校」について思ったこと。 学力格差を生じないようにとか、学びの保障とか今さらのように言われていますが、学力格差の問題は今に始まったことではありません。 学校が休校になり、 …

不登校の児童生徒が自宅学習で指導要録上の「出席扱い」になるための条件とメリット

文科省は平成17年7月6日に「不登校児童生徒が自宅においてIT等を活用した学習活動を行った場合の指導要録上の出欠の取扱い等について」とう通知を各都道府県教育委員会教育長宛に出しています。 そしてこのほ …

「小1問題」学校や授業が楽しかったら1年生も落ち着いて勉強する

学校の教員は子どものためにと思って教育に当たっていますが、自分の意思よりも組織の方針を優先しなければなりません。 公立学校の場合は文科省の定めた学習指導要領に従って学校運営や授業を進めていかなければな …

スポンサーリンク

スポンサーリンク