教育

「コロナ休み」は欠席にならないが、「いじめ」や「教員の指導」が怖くて休む場合は欠席

投稿日:

文部科学省は、保護者から「感染が不安で休ませたい」と相談された場合、合理的な理由があれば「欠席扱いにしない」ことを可能とするとした。
しかし、これも設置者や校長の判断によって異なる。
「いじめ」や「教員の指導」が怖くて休む場合は欠席となり、授業は受けられないし内申点に響く。
加害者はのほほんと通学し、いじめの被害者はどんな理由であれ、休めば「欠席」となる。
教員の厳しい指導や理不尽な対応がイヤで休む場合も「欠席」となる。
これは「合理的な理由」にはならない。
コロナ以上に「人」の方が恐ろしい、命が脅かされ続けている学校という場はいったい何が目的に作られたのだろうか?
「コロナ不安で休み」欠席にせず 出席停止扱い可能に―文科省

コロナで「欠席」の扱いとしない場合(p.34)
「医療的ケア児や基礎疾患児について、登校すべきでないと判断された場合及び保護者から感染が不安で休ませたいと相談のあった児童生徒等について、例えば、感染経路の分からない患者が急激に増えている地域であるなどにより、感染の可能性が高まっていると保護者が考えるに合理的な理由があると校長が判断する場合には、「非常変災等児童生徒又は保護者の責任に帰すことができない事由で欠席した場
合などで、校長が出席しなくてもよいと認めた日」として、指導要録上「出席停止・忌引等の日数」として記録し、欠席とはしないことも可能」

文科省:学校における新型コロナウイルス感染症に関する衛生管理マニュアル~「学校の新しい生活様式」~
(2020.6.16 Ver.2)

学校教育が無気力な人間を作っている

ものいうのはエネルギーが要ります。
多くの人は、波風起こさないのが無難だという意識は強いでしょうね。
そうやって、学校教育が子どものころから段階的に無気力な人間を作っているともいえます。
日本人の「何をいっても無駄」「みんなと同じにしていたら安心」という意識は学校で養成されています。
選挙の投票率を低くするのも学校教育の目的です。
参院選投票率50%を割った理由は日本の学校教育の目的にある
日本が民主主義国家になるにはあと何百年もかかる

スポンサーリンク

スポンサーリンク

スポンサーリンク

スポンサーリンク

-教育

執筆者:

関連記事

不登校講演&北栄町のフリースクール説明会に参加しました

昨日は不登校講演&北栄町のフリースクール説明会に行ってきました。 3月に開校するフリースクールですが、元中学校の教員や不登校の子どもの保護者の運営によってでスタートされます。 はじめに3人の子どもさん …

鳥取県特別な支援を必要とする子どもたちの教育・福祉等に関する意見交換会

昨年度までは「特別な支援を必要とする子どもたちの明日を語る会」が東中西部の3地区で年1回開催されていました。 それが、今年度からは「希望者との意見交換会」に変わりました。 要するに、希望者のみとの意見 …

不登校の子どものための「居場所」っていう枠って、どうなのかな?

不登校の子どものための「居場所」というと、フリースペースだとかフリースクールとか。 ひきこもり支援というと、自立訓練とか就労訓練、ジョブトレーニングとか。 障害があるから障害者サポートだとか、機能回復 …

全国学力・学習状況調査は「日頃の合理的配慮がある」ことが前提

全国学力・学習状況調査への合理的配慮も「日頃の合理的配慮がある」ことが前提って? 合理的配慮は「特別なこと」ってこと? そうじゃないでしょうに! まったく文科省は言っていることとやっていることに矛盾が …

いじめの解決にはもっと大人が教育行政や学校運営に関心を持つことが大切

鳥取県PTA協議会が、平成27年5月に「いじめに関する調査報告書」を発表しています。 調査対象は、鳥取県PTA協議会会員の小中学校196校のPTA会長(回収率:86.7% 170校/196校) この度 …

スポンサーリンク

スポンサーリンク
21世紀の松下村塾 教育相談無料