神奈川・横須賀市のバリアフリー子育て情報局『sukasuka-ippo』(以下『ippo』)は、同市の療育(障害児対象の幼稚園)相談センター『ひまわり園』の保護者会役員7名が立ち上げた一般社団法人だ。現在はインクルーシブ学童『sukasuka-kids』(以下『kids』)とインクルーシブ託児『sukasuka-nursery』(以下『nursery』)の運営も行い、インクルーシブ教育の先駆けとして注目を集めている。
そもそも障害のあるなしで分けることがおかしいのです。
どこでどう過ごすかは本人の意志です。
本人の意志を妨げるものを「障害」といいます。「障害」は本人にあるのではなく社会の側にあります。
社会は「みんな」で構成しています。「みんな」でつくっています。だからいっしょに暮らすのが当たり前です。
人としての尊厳、そして自由は、「障害に左右されない社会」にこそある。
そんな社会をつくることが私たち「みんな」の責任です。
当たり前のことが当たり前になっていない社会の方がおかしいです。
この背景には日本の教育の排他的な考え方があると思います。支配する側に都合のいい排除と隔離の論理です。
近年「インクルーシブ」という言葉が「ブーム」ですが、私はそこから感じる特別感がとても嫌です。
渡部さんもおっしゃるようにことさら取り上げることじゃないです。
「スゴいことやっているんだ!」ではなく、当たり前のことを当たり前にしたらいいんですよね。
この記事は「してあげている」感を強く感じますね。
障害のある子とない子が一緒に学ぶ学童、設立した保護者の物語
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執筆者:azbooks