教育

「スマホは偏差値を下げるから使うのをやめよう」の理由にはならない、これには反対です

投稿日:

“スマホが学力を破壊する”これだけの根拠を読みました。しかし、この分析はあまりにも乱暴です。
まるで全国学力テストの分析と同じで、まず「学力=学力テストの偏差値」としていること、つまり「偏差値を上げるにはスマホを使わない方がいい」という乱暴な結論です。
このようなデータを診るときにはいつも平均点が判断指標に使われますが、個の状態を無視して分析することが問題点のひとつです。個によって教科ごとのばらつきもあるのですが、それに触れることなく、平均点だけの相関関係だけで結論を出しています。
さらに、スマホはどのような使い方をしているかの追跡調査はしているのか?
この人はかつて「ゲーム脳」という「ゲームが子どもの脳を壊す」説を唱えていましたが、ゲームで育つ力やメリットもあります。
今では「スマホを使うスキル」や「ゲームをする能力」も「生きる力」のひとつです。
では、漫画を見る時間、文科省指定図書を読む時間、外遊びの時間、部活などの時間、テレビの視聴時間などとの相関関係はどうなのか?というデータの分析も必要です。
私は「スマホは偏差値を下げるから使うのをやめよう。」ではなく、「スマホと上手に付き合おう。」が正解だと思います。
学力テストは学力の評価はできません。
学力とは学力テストの偏差値で決まるものではありません。
試験後9割を忘れてしまうような学習内容の獲得度合いだけを「学力」とは呼べない!

スポンサーリンク

スポンサーリンク

スポンサーリンク

スポンサーリンク

-教育

執筆者:

関連記事

鳥取で竹内信善講演会「学校に行かなくても 自分らしく生きていける方法」

好きなことを仕事にして生きるって素晴らしいです。 学校に行くとか行かないとか、就職するとかしないとかはそんなに重大なことではないんです。 必要なら行けばいいし、必要なければ他の道だってたくさんあります …

「なぜ子どもはみんな同じお日さまの絵を描くのか」芸術家岡本太郎の教育論

「なぜ子どもはみんな同じお日さまの絵を描くのか」 その根本にあるのは、「無難に生きたほうがいいよ」「皆と同じようにしたほうが安心だよ」という大人の評価です。 子どもは、こういうことをすれば「無難」なん …

学校再開に賛成の教員は1%。 文科省や教委は現場の声を聞いているのか?

鳥取県では通常通り新学期が始まって1週間経ちました。 「通常通り」ではないですね。「例年通りではない」+「新学習指導要領」+「コロナ対策」があります。 児童生徒への感染予防だけでなく、同時に教職員への …

教員個人が「一人では無理、助けて」といえる環境作りが必要

学級担任一人でできることには限界があります。 現状では「いじめの要因は担任の責任である」という見方があることも確かです。 教員個人が「助けて」といえないから問題を隠すことにつながっていきます。 そのた …

児童虐待通報電話189、ほとんどの利用者が「途中で切る」

沖縄県によると、今年1月末までに1646件の電話があったものの、約7割にあたる1126件が児相につながる前に切られていたという。 3桁番号を導入したことで入電件数は全国的に増加したというが、一方で児相 …

スポンサーリンク

スポンサーリンク
21世紀の松下村塾 教育相談無料