健康

新型コロナ以外の肺炎やインフルエンザの死亡数が大きく減少した理由

投稿日:2021年3月1日 更新日:


「新型コロナ」で大騒ぎした2020年の国内の死亡数は前年より約9千人減少したことが22日分かった。
その理由として「新型コロナウイルス対策で他の感染症が流行せず、コロナ以外の肺炎やインフルエンザの死亡数が大きく減少したためとみられる。」とある。

(出典:年間死亡数11年ぶり減 コロナ対策で感染症激減
日本は年間137万人が死亡する国(2019年)なので、一日の死亡者数はコロナ前で平均3700人。
例年のインフルエンザの感染者数は、国内で推定約1000万人いると言われています。
国内の2000年以降の死因別死亡者数では、年間でインフルエンザによる死亡数は214(2001年)~1818(2005年)人。
また、直接的及び間接的にインフルエンザの流行によって生じた死亡を推計する超過死亡概念というものがあり、この推計によりインフルエンザによる年間死亡者数は、世界で約25~50万人、日本で約1万人と推計されています。
数字でみるインフルエンザ
例年、インフルエンザによる年間死亡者数は日本国内で約1万人。2020年の国内の死亡数は前年より約9千人減少した。
それは「コロナ以外の肺炎やインフルエンザの死亡数が大きく減少したため」という。
この数値はちょうど重なっている。


(出典:今季インフル患者、ようやく1000人超え:2020年9月からの24週間で
実は、今年は例年と比べてインフルエンザの感染者が大きく減少している。
その理由は「新型コロナの感染対策としてマスク着用や手洗い、手指消毒などが広がり、他の細菌やウイルスが流行しなかった影響」ではありません。

2020年~2021年シーズンのインフルエンザ発症者が少ないわけ

昨年から今年にかけてインフルエンザの患者報告数が例年より大幅に少ない状況が続いています。
専門家は「 新型コロナウイルスの感染予防でマスクや手洗いをしていることもひとつの要因である」といっています。
しかし、そうではありません。
これは実際にインフルエンザの罹患者が少なくなったのではなく、医療機関が「インフルエンザの診断」をしていないためです。
日本医師会は、医療用のゴーグルやマスクなどの十分な感染予防策がとれない医療機関は、鼻などから検体を採取するインフルエンザの検査を行わないよう通知しました。
そのために、インフルエンザの発症件数が少なくなっているのです。
つまり、検査をしていないので報告件数が少なくなっているだけなのです。

2020年3月11日 22時47分
診察にあたる医師が新型コロナウイルスに感染するのを防ぐため、日本医師会は、医療用のゴーグルやマスクなどの十分な感染予防策がとれない医療機関は、鼻などから検体を採取するインフルエンザの検査を行わないよう通知しました。
日本医師会によりますと、先月下旬に北海道で新型コロナウイルスに感染した男性を診察した医師の感染が確認され、医師は男性の鼻やのどから検体を採取するインフルエンザ検査をしていたということです。
これを受けて、日本医師会は11日、医療用のゴーグルやマスク、それに手袋などを着用せず十分な予防策がとれない医療機関は、インフルエンザの検査は行わず、患者の症状で診断して治療薬を処方するよう各都道府県の医師会などに通知しました。

“インフル検査 控えて” 医師会 予防策とれない医療機関に
例年であれば、発熱を伴う風邪症状があった場合はかかりつけ医でインフルエンザ検査を受けていたのが、「新型コロナの疑い」でPCR検査に回されるケースが増えているのではないかと考えられます。
つまり、例年だとインフルエンザと診断されているのに、PCR検査陽性と判定されているということです。
厚労省はPCR検査の陽性者が入院中や療養中に死亡した場合、死因を問わず死亡者数として公表し、国に報告するよう求めています。
つまり、どんな病気で亡くなって「PCR陽性なら死因はコロナになっています。
インフルエンザの検査はしない。だからインフルエンザの発症件数が少なくなる。その分は「新型コロナ」と診断されているということになります。
昨年比「600分の1」の衝撃 日本のインフルエンザ「消滅状態」は続くのか

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