暮らし

「障がい者」という「がい」だけひらがなという表記は嫌い、「障害者」のままで良い

投稿日:

言葉が変わると、社会の見方も変化する。
確かにこれも一理あり、言葉によって社会観や個人の思考まで知らず知らずのうちに影響を受けています。
私も言葉に対するこだわりはとても強いです。
障“害”という表記につきまとうネガティブなイメージがあるのも確かです。
しかし、「障がい者」という「がい」だけひらがなという表記は嫌いです。私は「障害者」のままで良いと思います。
その理由は、これまでも何度もいってきたように、「障害」は本人が持ってるのではなく、社会の側にあるからです。
社会の側に「害」があるから、「障害者」に「させられている」からです。
社会的障壁があることによって、「障害者」になっているだけで、その障壁をなくせば「障害者」ではなくなります。社会的障壁には、物理的、物質的な壁はもちろん、差別意識や固定観念など人々の考え方や慣習も含みます。
なので、「障害者」という言葉そのものよりも、それをどういう認識で使っているかの方が重要です。
言葉というのは、その裏にある背景や使う意図をしっかり学習して使っていくべきです。
「障害」という表記は変えるべき?残すべき?皆さんはどう思いますか?

スポンサーリンク

スポンサーリンク

スポンサーリンク

スポンサーリンク

-暮らし

執筆者:

関連記事

マイナンバー制度に莫大な税金を使うことこそ大きな無駄遣いだ

国民の知らないところでお金が動いています。 地方自治体の職員はただ歯車として上から下に伝えているだけです。 中小の事業所にとっては、余計なお金を使う必要がありとんだ迷惑です。 国民を騙して一部のものだ …

毎年5兆円の予算で「第3次ベビーブーム」は確実だ!

GDP600兆円達成のための具体策としての「第3次ベビーブーム」創出のアイデアがスゴイです。 これも1つのアイデアとしてはイケそうな気がしますが、絶対にやらないでしょうね。 シルバー民主主義が、老齢・ …

すべきことは「ひきこもりからの脱出」ではなく、本人の苦痛や困り感を解消すること

内閣府は29日、40歳~64歳までを対象とした「ひきこもり」の実態調査の結果を公表。40歳以上のひきこもりは推計61.3万人とした。15歳~39歳までの「ひきこもり」は2015年の調査で推計54.1万 …

所属先や肩書きが知らず知らずのうちに人の意識の中に入り込んでいるおかしさ

子どもの作品の展覧会やコンクールでは、作品には「鳥取市」「米子市」ではなく「○○小学校」「○○中学校」で、「金賞」「銀賞」ではなく「知事賞」「教育長賞」になっています。 学校の代表として出展しているの …

小説「ペスト」がまさに今起きている世界の状況と酷似している

新型コロナウイルスの影響でいまだ十分な供給の目処が立たないマスク、SNS上の誤った情報をもとに買い占めが発生したトイレットペーパー、一斉臨時休校によって勉強をしなくなるのではと不安になった親が買ってい …

スポンサーリンク

スポンサーリンク