あなたは児童相談所による児童拉致、児童虐待の存在を知っていますか?
「児童虐待=悪であり、それを解決するのが児童相談所の仕事である」という世間の受け止めがあります。
「こんなことあるわけない。」
そう思ってはいませんか?
ここで起こっていることは事実です。
児童相談所が危ない~児童相談所の怖い話
全国的に問題になっていますが、対応できない言い訳ばかり聞こえてきます。
何のための専門機関なんでしょうね?
そういう思いをしている保護者の方がいることを知り、改善してほしいです。
子どもの人権も生きる権利も奪われています。
子どもの自由と権利を奪うことが絶対にあってはなりません!
私もこれまでにたくさんの子どもたちと関わってきましたが、各家庭で事情も異なりその背景はさまざまです。
教育の世界でも福祉の世界でも「専門家」といわれる人たちが、子ども個々のニーズや願いを無視して自分たちの都合で対応することで、さらに子どもたちを苦しめていることはないでしょうか。
「支援をしてあげる」という「上からの支配」になっていないでしょうか。
「専門機関」がその機能を十分に果たしていない。
相談に行けばますます追い込まれる。
だから「自己流の防衛策を考えるしかない。」
何のための虐待防止法?
何のための児童相談所?
片山さん、私もそう感じています。
法はできても、相談機関はあっても、それが機能していないのであればないのと同じですね。
SOSを発しているのに受け止めてもらえない、全く対応が間違っている。当事者も家族も本当に必死なんです。
これを改善していくには一人ひとりが自分自身の課題として本気で考え、本当の意味で連携していく必要がありますね。
このような事例を見聞きするたびにその思いを強くします。
子どもを守れる世の中を作るには、親や関係者みんなが知恵を絞って力を合わせてやっていくしかないと思います。
同じ思いでいる人たちがそれぞれの場で懸命に頑張っていますから、一人でできることは微力ですが、できる人がいっしょになって作っていきましょう。
不登校の当事者と言っても、その経験はさまざまであろう。今回、登場いただいた倉地透さんは、「登校拒否を治す」という名目で親から引き離して厳しい生活をさせるように、との専門家のアドバイスから、北海道の牧場にあずけられる、という目にあった人である。もちろん、本人は朝も起きられず、外に出るのも怖い状態であったため北海道行きをOKするわけがない。そこでお父さんは倉地さんをだまして連れて行くのである。
このような事例はたくさんあります。
絶対に間違っています。
絶対に許せません!
これは過去のできごとではありません。
「時代がそうだったから」で片付けてはいけません。
「専門家」と言われる教育関係者が子どもの自由を奪うことになんの疑問も持っていないことが大きな問題です。
今でも安心して過ごせる居場所のない子どもたちはたくさんいます。
大人の勝手な解釈や都合だけで子どもを追い詰めることがあってはなりません。
では私たち大人は何をすべきか?
不登校の「正しい理解」そして、「すべての子どもたち」が安心して過ごせる多様な場を作ることです。
「すべての子どもたち」が、です。
だまされて牧場へ置き去りに【不登校50年/公開】