教育

これこそほんものの「夏休み自由研究」といえます!

投稿日:

すんばらしい!
まさにオリジナルです。
夏休みの宿題で、何をすれば良いか悩むのが「自由研究」です。
中には親が代わりにやって学校へ持っていっていることも多くなってきました。
「自由研究」なのですから、「自由」に「研究」したらいいんです。
その内容も書き方も自由なんです。
そういう意味では、これこそほんものの「自由研究」といえますね。

「大変よく出来ました!」素晴らしい!

「やっべ~、夏休みの宿題、まったく手をつけていない!」
「どうしよう、なんとかして宿題させなきゃ!」
「始業式に手ぶらでいったらヤバいかも?」
「あ~、学校なんか行きたくね~」
べつに宿題なんかどうでもいいのですが、切羽詰まったこの時期に毎年出てくる夏休みの宿題問題。
そこで、簡単にできる「ほんものの夏休み自由研究」と「夏休みの宿題克服法」を教えます。
「どうしてもやらなくちゃ」って思っているなら、時間をかけないでさっさと作ってしまいたい。
そえなら、こんなのはどうですか。
あるものを観察した、秀逸すぎる弟の自由研究、これなら1日でできます。


親の観察、兄弟の観察、街を歩いている人の観察、飼っているペットの観察など、いろいろできます。
1日観察しなくても、30分ほど観察して、ちゃちゃっと書いちゃえばいいです。
「最低限の労力でできる観察日記」
このようなポスターなら10分で描けます。しかもすべてがオリジナル、同じものはこれ1枚しかありません。


弟が作った癖が強い「説得力抜群の交通安全ポスター」

最後まで残りがちな夏休みの宿題の1位は自由研究。

これは、教員の宿題の与え方や親の自由研究に対する捉え方がが間違っているため、子どもたちが「自由研究は嫌なもの、たいぎい勉強」と意識付けているためです。「やりたい学習」ではなく「やらせられる勉強」になっているため、やりたくないのが当たり前です。
それを「子どもはちゃんと宿題をするのが”いい子”である」と大人が決めつけて「宿題をしないと2学期の勉強に遅れる」という恐怖心を植え付けられていることが間違った考え方であることに気づいてほしいものです。
子どものやりたいことと大人がやらせたいことが全くずれているためにそうなっているのですが、教員も親もそれを強制していることに問題があります。
さらに、2学期が始まってから、やっていなかった宿題を学校で「居残り」でさせている教員までいます。
まるで罰ゲームです。そんなことまでして、一体どんな効果があるのでしょうか?
一体誰のための勉強、何のために宿題を出しているのでしょうか?

子どもも大人も自分のやりたいことだけやっていればいい!

夏休み期間に、一人ひとりの子どもが何をやるのか決めるのは自由です。
自由研究は「自由」な「研究」なんだから、やるとしても、自由に好きなことをやったらいいんです。
「研究なんだからすごいことをまとめなければいけない」なんてこともない。「やらない」自由を選ぶこともできます。
それでもなあ・・・というあなた、夏休み期間にやったことを何かひとつちょこっとだけ書いておけばOKです。
結論は、やりたいことだけやっていればいい、やりたくなければやらなくたっていいということです。
そして、「全部終わらせることができないまま新学期を迎える」子どもが5.2%いる。
素晴らしい子どもたちですね。
この子たちが始業式に担任の先生に「やってこなかったこと」をどんな話し方で伝えているのかとても興味があります。それをまとめたら1冊の本が作れます。^^
「罰ゲーム」を強要された時に、どう対応するのか楽しみです。
こんな子どもがもっと増えると、日本はもっとよくなります。
やりたい学習を選べる自由があれば、子どもたちは主体的に学ぶようになります。
やりたいことがないなんて子どもはいませんからね。
夏休みの宿題、過半数の子どもが最後に大慌て
自由研究なのに全然自由じゃない。
Twitterで母「自由研究なんだから何でもいいじゃん..」
まったくです。
はあ~?です。
何が目的の自由研究なんだか?
このように「児童生徒のため」といいながら、学校や教委の都合が優先されているのが「学校」というところです。
でも、保護者や地域の人たちが声を上げることで学校を「子どもファースト」に変らえれます。
もちろん、宿題をやらない自由もありですよ。
長野市の小学校の自由研究が「自由」じゃない?

スポンサーリンク

スポンサーリンク

スポンサーリンク

スポンサーリンク

-教育

執筆者:

関連記事

学校はこわいところだった、今それがもっとこわいところになっている

コロナによって、9月入学・新学期の議論、土曜授業、夏休み短縮、各種大会中止など、子どもたちにも大きな影響が出ています。 しかし、こうしたことは、政治家や官僚、文科省、教育委員会など大人が勝手に議論した …

「インクルーシブ教育」とはすべての子どもに必要な教育環境です

「インクルーシブ教育」とは「障害のある子ども」のためだけに行うのではありません。 すべての子どもに対して一人一人のニーズにあった適切な教育的支援を「通常の学級」で行う教育のことです。 障害のある子が困 …

生徒を追い詰めた学校の「善意」が不登校の子どもを増やしている

こんな間違った対応が多くの学校で行われています。 教育委員会もそうすることがいいと指導しています。 学校の対応が子どもを不登校にしているといってもいいです。 教員の不適切な対応と学校環境の不備によって …

発達障害の根本治療はできない、薬は百害あって一利なし

今日は鳥取市で行われた「困難を抱える若者に寄り添うフォーラム」に参加してきました。 福島学院大学 副学長・児童・思春期精神科医の星野仁彦さんの講演、というより勉強会でした。 テーマは「気づいて!心のS …

倉吉トトロの会の20周年パーティーに行ってきました

昨日は倉吉トトロの会の20周年パーティーに行ってきました。 今ではこの会は、私にとっても大切な居場所になりました。 共通な悩みを持っている者同士だからこそ、本音で話ができます。 私がこの会に初めて行っ …

スポンサーリンク

スポンサーリンク
21世紀の松下村塾 教育相談無料