教育

教員が「低賃金」「非正規」で買い叩かれるのは教育行政の怠慢が原因

投稿日:

熱心な教員ほど、自分の命を削って子どもたちのために懸命に頑張っています。
これまでも長い間「講師待ち」の教員志望者は「無職無収入状態」で、いつ電話が鳴るかわからないため自宅待機していました。私にも経験があります。
いつ呼び出しがあるか分からないので、外に出ることができません。
さらに、講師の口があったとしてもいつ首を切られるか分からない雇われ方です。
だから、今のようにあちこちで講師不足が発生しています。さらに条件は「低賃金」「非正規」。
県教委はこれが当たり前のように使えるという胡坐をかいていた状態です。
今更あわてて講師探しをしていますが、これは、これまでの教育行政の怠慢に他なりません。
知事や教育長は「望ましい」という答弁を繰り返すばかりで、全く現実身がなく他人事で片付けている。
講師がいない。だから誰でもいいわけではないです。
その講師も問題ありですが、雇った教委に責任があります。
本気じゃないんですよ。
さらに「少子化」を理由に学校の統廃合を一方的に進め、教員の数を減らそうとしています。
学校でやらされることは増え続け、教員の数は減らされる。
熱心な先生はほんとうによく頑張っています。
このままでは熱意のある教員は学校からいなくなってしまいます。
これも教育制度の欠陥のひとつです。
これで壊れた教員は使い捨てされる。
こんな環境の中で壊れない人間なんかいませんよ!
「低賃金」「非正規」で買い叩かれる教員達

スポンサーリンク

スポンサーリンク

スポンサーリンク

スポンサーリンク

-教育

執筆者:

関連記事

教職員の多忙感解消のために必要なのは「保護者対応手引き書」ではない

鳥取県教委のやることは、現実とずれています。 教職員の多忙感解消のために必要なのは「保護者対応手引き書」なのでしょうか? それとも、これは”保護者からのクレーム対応”への手引書なのでしょうか? 子ども …

子育て・教育指南本が母親の不安を増している

情報がたくさんありすぎても、却ってじゃまになる場合があります。 「いい子育て」 「いい母親になるために」 「子どもの教育成功法」 などという子育て、教育本が氾濫していますが、その情報に振り回されて本来 …

小二の男の子が書いた本「おこるとどれだけそんするか。?」

親も教員もおこり過ぎています。 よくあるのが、いかりに任せて最後に「わかったわね。ごめんなさいでしょ!」と一方的に誘導して「ごめんなさい。」と言わせて納得している大人がいます。 悪いことをしたら、そん …

課題とはいえない夏休みの宿題なんかしなくてもいい、思いっきり遊べ!

夏休みの宿題、子どもがどっさり持って帰ってますよね。 見るだけでやる気は失せてしまう。 そんな意味のない宿題なんですが、「あと何日でやらせなければならない」って、日を追うごとにどんどん不安が増してきて …

鳥取市でひきこもりの保護者の会「鳥取らくだ会」に参加

昨日は、鳥取市で行われたひきこもり当事者と保護者の会「鳥取らくだ会」に参加しました。 前半は、ひきこもり当事者が講師となって開講しているひきこもり大学のビデオを視聴。 当事者自らが発案し講師として話を …

スポンサーリンク

スポンサーリンク
21世紀の松下村塾 教育相談無料