教育

不登校の子どもとその親、学校に伝えたいこと

投稿日:2016年9月7日 更新日:


早期の学校復帰を前提とした働きかけによって、子どもたちは追い詰められています。
親もますます追い込まれていきます。
しかし、学校復帰だけを前提とすること自体が間違いです。
人には人の数だけ生き方がありますが、それを「学校へ行くことだけが全て」というたった一本の道だけを押し付ける方が間違っています。
「不登校」とか「学校に行かない」のではなく「家で学ぶ」という選択をしている、と考えたらいいです。
学校が合っている子、学校が合わない子、自分に合ったスタイルで学びたい子など、さまざまな道があることを認め、安心して過ごせる場を作っていくことが大人の責任です。
多様な学びの場を作っていくことを「義務教育」といいます。「学校へ行かせること」が義務教育なのではありません。
「学校から離れても行かなくても大丈夫。」
「子どもは自分なりにちゃんと成長している。」
親がそんな思いになれる場が親の会です。
親の考え方や気持ちが変われば、子どもが安心して家にいることができます。
家に長くいたって大丈夫。必ず道は見つかります。本人が見つけます。
親のできることは、家の中を「安心できる場所」にすること、家の外で「避難場所」を探すことです。
親の「避難場所」の一つが親の会です。
このように考えたらどうでしょうか。
不登校をマイナスではなくプラスと考えることだってできます。
このように親の考え方、接し方が変われば子どもも変わります。
親の考え方が前向きになれば、子どもが自ら決めて自ら動き始めます。
親は良かれと思って知らず知らずに子どもと接していますが、接し方ひとつで子どもの行動が変わります。
親のできることは子どもを信じて見守ること、そして子どもが決めたことをいっしょに喜び合うことです。

ゆっくり休んだら子どもは自ら動き始めます

不登校の解決の方法はたくさんあります。
ていうか、子どもにとっては今の状態が「正解」なんですから、親も学校も「それでいいんだよ」と認めること。
「着地点」もひとつじゃありませんから、たくさんある中から自分で選んだらいいんです。
今はちょっと休憩しているだけ、子どもはいくらでも「有休」をとったらいいんです。
ゆっくり休んだら、必ず自分で決めて自分で動き始めますから、そのときもまた「いいんじゃない」と認めればいいんです。
子どもも無理しちゃいけないし、親も無理することもありません。
家庭は子どもの休憩所になればいいんです。

親の会でいっぱい充電しましょう

不登校になると子どもだけでなく親御さんもエネルギーを使い果たしてしまいます。
本人にも親御さんにもまったく責任はないのですが、学校や周囲の不理解や間違った認識のために罪悪感を感じてしまっています。
こんな状態の時は、親子でエネルギーを充電する必要があるのです。
エネルギーを充電するのに最も適した場所が親の会です。親の会は、親の安心感を得られる場の一つです。
顔を合わせて直接語り合うことのできるとても貴重な場となっています。
虹の会ではお互いに個々の状況を聞きながら、親として今すぐできること、学校や諸機関との対応方法、関係作りについても話し合っています。
自分のことを話したりいろいろな人の話を聞く中で、少しずつエネルギーが蓄えられてきます。
親の蓄えたエネルギーは子どもにも伝わっていきます。
何も言わなくても、何もしなくても、子どもは親の安心した表情や様子を感じています。
「無理して学校へ行かなくてもいいって、本当?」
「親として、やっぱり学校へ行ってほしい。」
「親が今すぐできる方法ってないの?」
「どこに相談したら解決できるの?」
「焦る気持ちや心のざわつきをなんとかしたい。」
そんな疑問や不安に応えられる場が親の会です。
いろいろな人たちとつながることで、明日からできるヒントが見つかりますよ。
不登校だけでなく、子どもさんとの関係がうまくいっていないという方、一度おいでになってみてください。
こちらのページで不登校への不安・疑問に対して親のできることについて書いています。
こちらには、親御さんや学校の先生へのメッセージを書いています。
鳥取県内の不登校やひきこもりの親の会の案内はこちら
鳥取県内の発達障害の子どもの保護者の会の案内はこちら
新学期を前に「学校に行くか死ぬか」と苦しむ不登校の子どもとその親に、不登校新聞編集長から伝えたいこと
「学校に行かない」という選択 ~経験者と語る不登校 前編~
「学校に行かない」という選択 ~経験者と語る不登校 後編~

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