教育

水谷です。君が死ぬのは哀しいです

投稿日:

みんながもっと素直になればいい。
何か問題が起こるたびに繰り返される謝罪会見や責任追及。
学校がどうの、親の育て方がどうの、いままで無関心だった人たちが「事」が起こってからはじめて動き始めている。
犠牲になっているのは、いつも子どもたちです。
「事」が起きてからやったのでは遅すぎます。
「今の子どものことが分からない?」って、普段ほとんど向き合おうとしていないのに、大人として関わりを持とうとしていないのに、理解することなんて不可能です。
立場上の発言だったり、世間体を優先して保身に走ったり、大人の威厳を守るために上辺だけの言葉を言ったりその場逃れの対応をしたり・・・
これって、対処療法にすらなっていません。
その場を必死に回避しようとして、頭でこねくり回した言葉を使っても、子どもたちには何にも響きません。
自分の弱さ、辛さをそのまま伝えたらいい。
「あなたのことが心配だ。」
「寂しい。」
「悲しい。」
「辛い。」
感情をそのまま体で伝えたらいい。
”大人たちは頭を使い過ぎますよ。
子どもたちが待っているのは、考えてもらうことじゃない。
そばにいてくれることです。
それを頭で考えて、言葉でこね繰り回すから、むしろ言葉で子どもたちを傷つけて追い込んでいる。
素直になればいいんです。
そして、言葉を捨てればいい。
教育に言葉は要らない。”
5000人以上の少年少女と向き合ってきた水谷先生の言葉

スポンサーリンク

スポンサーリンク

スポンサーリンク

スポンサーリンク

-教育

執筆者:

関連記事

障害のある子とない子が一緒に学ぶ学童、設立した保護者の物語

神奈川・横須賀市のバリアフリー子育て情報局『sukasuka-ippo』(以下『ippo』)は、同市の療育(障害児対象の幼稚園)相談センター『ひまわり園』の保護者会役員7名が立ち上げた一般社団法人だ。 …

「学校に行かなくてもいいんだよ」と声をかけられても、不安が消えるわけではない

9月1日に子ども自殺注意報を出す異常な国にしたのは誰か?にも書きましたが、一時だけ「学校に行かなくていい」というだけでは無責任。 行くのも不安、行かないのも不安。 追い詰められた子どもは、「学校に行か …

本を読まない子を読書好きな子どもに育てる方法

「本を読まない=国語ができない」はウソ。 子どもの「なんで?」「どうして?」をそのままにしない。 わからないことがあったら、調べる癖をつけることは、読書好きな子どもに育てるだけでなく、大人になってから …

不登校の妹が書いた『卒業文集』が先生から却下された理由は?

自分の思いを書いた素晴らしい作文です。 これって、学校とは子どもの自由がない世界の象徴的な出来事です。 この担任は何が目的なんでしょうか? 納得のいく説明がいります。 いったい何を目的に作文を書かせて …

多くの学校でiPadで無料学習できるデイジー教科書を利用しましょう

デイジー教科書はメリットがたくさんあります。 1人ひとりの理解力に合わせ、再生方法がカスタマイズできるので、自宅学習にも適しています。 学習障害のある子どもだけでなく、すべての子どもにとって教科書嫌い …

スポンサーリンク

スポンサーリンク