社会問題

内閣府「ひきこもり実態調査?40代50代のひきこもり当事者もたくさん

投稿日:

全くおそまつな調査と分析です。
誰のためなのか、何のためにやったのか、全く意味のない迷惑な調査です。
「調査をやりました」という形だけ残すことが目的だとしかいいようがありません。
「報告書を作った」ということが目的となっており、その中身もおそまつです。これなら作らないほうがまだましです。
有識者4人を主たるメンバーとしたおそまつな調査にかかった費用は約2000万円。
これを見ても、内閣府や厚労省の無責任体質が現れています。
いかにも行政のやる「形だけ調査」で中身がありません。
そもそもどうして39歳以下なのか?
実際には40代50代のひきこもり当事者もたくさんいます。
当事者の声がほとんど反映されていないことが問題です。
ひきこもりは自己責任という責任逃れも間違いであり、社会の問題であるという捉え方でなければなりません。
現実として相談できる人や場がないということが問題なのですが、行政に頼るだけでなくできる人ができることをやっていくことも必要です。
このようなことを行政に任せていたのでは何十年たっても何も変わりませんから、誰のために何のために何をすればいいのか、具体的な対策と実践は私たちが提案して行動していく必要があります。
ひきこもりの当事者と保護者の会は、そのために行動を続けています。
これからも個々で活動している機関や施設をつなげていきたいと思います。
内閣府「ひきこもり実態調査」、40歳以上は無視の杜撰
当事者や家族の声を無視した中身のない調査報告では意味がありません。
NPO法人全国引きこもりKHJ親の会(家族会連合会)が10年以上前から引きこもりの調査・研究を行っています。
こちらの調査・研究の方が実態に則した調査、分析になっています。(最新版は2016年3月)
引きこもりの調査報告 

スポンサーリンク

スポンサーリンク

スポンサーリンク

スポンサーリンク

-社会問題

執筆者:

関連記事

障害者差別解消法はみんなが幸せに暮らしていくために作られた法律

「障害者差別解消法」って、障害者のためにできた法律ではありません。 みんなが幸せに暮らしていくために作られた法律です。 それを番組で見てください。 まずは知ること、そして、関心を持つこと。 そして、身 …

【イラスト解説】ひきこもり→家庭内暴力収める「7つの道筋」 NGは

イラスト付きで解説してあるので再度シェアします。 家庭内暴力を止める方法、斎藤環さんが教える対応策 家庭内暴力の根源にある感情は『悲しみ』。本人も自分を責めている。 1.本人の言葉に最後まで耳を傾ける …

東電、国の責任者を直ちに逮捕せよ!

これは事故なんかではなく、意図的に仕組まれた完全な犯罪である。 漏洩も知っててやっている事実を知るべきだ。 東電がタンクに貯めた汚染水の管理をサボり、大量(300トンも)の汚染水(放射性ストロンチウム …

軽減税率とトマ・ピケティの「21世紀の資本」

政府は「めんどくさい」を理由に軽減税率の導入でもめています。 もともと、税率を上げて庶民からとれるだけ搾り取ろうという連中が考えていることなので、多分本気で導入しようという考えはないと思います。 弱い …

精神疾患 うつ病など休職教員5045人 増えるのは当たり前

これもまた、生き残り競争に勝った者の論理です。 自己責任ではなく、社会や組織、制度に欠陥がありながら放置しているのですから、増えるのは当たり前です。 未来を創る子どもたちの教育に直接関わる教員の実態が …

スポンサーリンク

スポンサーリンク
21世紀の松下村塾 教育相談無料