教育

長期不登校、フリースクールと教育委員会の中身のある連携を求めます

投稿日:

不登校をめぐる問題について、文科省は別に「不登校に関する調査研究協力者会議」を設けて、不登校全般の対策を審議していますが、同検討会議では、長期間の不登校に陥っている義務教育段階の児童生徒に対する、学校以外の場での学習支援などに焦点を当てているのが特徴です。
これらの子どもたちの一部は、学校外のフリースクールなど、民間団体の施設に通っていますが、その実態を十分に把握している市区町村教委は、多くないのが実情です。その原因の一つは、教委の掲げる不登校対策が学校復帰を目指すものであるのに対して、フリースクールなど民間団体では必ずしも学校復帰を目的としないところがあるなど、学校教育をめぐる考え方に相違があるためです。

制度や立場がどうのこうのと言っていたのでは永久に連携なんてできません。
おのおのの利害を優先させてきた結果が対立関係を作っています。
そうではなく、お互いが徹底して「子どもを中心に置く」という考えに立つためのコーディネーターが必要です。
長期不登校、フリースクールと教委の連携を

スポンサーリンク

スポンサーリンク

スポンサーリンク

スポンサーリンク

-教育

執筆者:

関連記事

学校外でも「出席」に 不登校児に学びの場提供へ 尼崎市教委

この取り組みは学びの場が増えるということではいいとは思います。 でも、「不登校になった児童生徒」に「学校外」での学びの場づくりという考え方ではなく、「子どもはどこに行って学んでもいい」という考えでなけ …

鳥取まちなか教育会vol.3「世界をセルフビルドする」に参加しました

今日もまためちゃくちゃ刺激をもらいました。 気水空港店主の森哲也さんの「世界をセルフビルドする」という話。 私の信条「ないものは造っちゃえばいい」「やりたいことがあればやっちゃいな」「会いたい人がいる …

学校に行くとか行かないとかどうでもいい「不登校」なんてナンセンス

人はいつでもどこでも学び成長している。 だから「不登校」なんて概念はそもそも存在しない。 学校に行くとか行かないとかどうでもいい。 「不登校」なんて用語を作ったことが差別と偏見を産んでいる。 つまり「 …

新型コロナ騒動で今の学校を取り巻く状況と「不登校」について思ったこと

今の学校を取り巻く状況と「不登校」について思ったこと。 学力格差を生じないようにとか、学びの保障とか今さらのように言われていますが、学力格差の問題は今に始まったことではありません。 学校が休校になり、 …

就職でも進学でもない、高校卒業時の進路決定を認めた東京都立秋留台高校

多様な生徒のニーズに応えるため、進路決定もまた多様性が保障されているのであれば、生徒にかかわる先生や関係者は、時間的制約から一定程度解放され、中長期の視点で生徒の進路を考え、向き合うことができるのでは …

スポンサーリンク

スポンサーリンク