教育

子どもたちの教育や働き方や日本の国づくりを見つめ直しませんか?

投稿日:

下村さんも小学校の教員を退職して今の活動をされています。
さくらんぼ学園という子どもたちのための学びの場を作り、日々実践されています。
同じ思い、同じ目標、同じ価値観を共有できる人がいると知るだけで、とても勇気をもらえます。
「人生で大切なものは何か?」
「それを守るためにすべきことは何か?」
「人はどこを目指して歩んでいくのか?」
それぞれ感じ方や価値観は異なると思いますが、私は下村さんの考え方や生き方に全く同感です。
自分の信念や考え、意見を発信し、自ら開拓して創りだしていく、私もそんな人生を続けていきたいです。
フィンランドやオランダにも一度行ってみたいです。
日本中で素晴らしい実践をしている方たちとも直接会って話がしてみたいです。

上質な教育を僕たちは作り出して行きたい

2年前、仲間とともに
フィンランドを訪ねました。
小学校や特別支援学校。
図書館、プレイパーク
ユースセンター
さらには雄大な国立公園な森の中を歩き
現地の人の家に招かれ
サウナを満喫しました。
そこには人生を楽しむ人たちがいました。
フィンランドのスケジュール帳には
17時以降を書く欄がありません。
どうしてかというと17時以降は
家族や仲間と楽しむ時間だからです。
そんなふうに
フィンランドが大切にしていたものを
日本でも広めて行きたい、
そう思いさくらんぼ学園をスタートしました。
今から2年前のことです。
この映像を見て当時のことを思い出しました。
教育なんて変わりっこないよ
フィンランドが良くて
日本では無理。
そんなことは絶対に言いたくないと思ったことを改めて思い出しました。
僕には公立小学校を
変えることはできなかったけれど
身近なところからだったら変えていけるのです。
さくらんぼ学園の子どもたちは
なぜ勉強するのか?
自ら問い続けています。
たくさんの宿題を子どもに与えることが
当たり前だなんて思っているから
大人の残業も当たり前になってしまうのです。
子どもたちがゲラゲラ笑って
のびのびと好きなことに打ち込んでいる姿。
これじゃあダメだという人は、
本当は自分が一番頑張っているからこそ
そう思うのです。
頑張ることは大切だけど、
頑張ることをみんなで少しだけ手放して
もっと人生を楽しむ世の中になれば
素敵ですよね。
ワクワクする教育。ワクワクする人生。
宿題漬けにして、残業漬けにする。
そんな教育や会社経営には、
人間を大切にする美学がありません。
そんな小さなところから
もう一度、子どもたちの教育や働き方
日本の国づくりを
見つめ直しませんか?
あっ、さくらんぼ学園には
もちろん宿題なんてありませんよー。
僕たちが育てている子どもには
自分を育てていく力があると信じています。
人間は暇な時間があれば
怠けるのではなく
暇な時間があるからこそ
素晴らしいパフォーマンスを生み出すのです。
どちらが正しいかは、
時間の洗礼が必要ですね。
何も保証されてない世界に飛び出していく
学校に通わないことを選択した子どもたちの
素晴らしい勇気に応えられるような
上質な教育を
僕たちは作り出して行きたいです。
2年前、仲間とともにフィンランドを訪ねました
下村健士さんのFacebookはこちら

スポンサーリンク

スポンサーリンク

スポンサーリンク

スポンサーリンク

-教育

執筆者:

関連記事

私は学校を創造性と個性の殺害、及び知性の虐待の罪で告訴します

「私は学校システムを告訴します」 私もまったく同感、まったく同じ考えです。 こんなに明解な説明には感動します。 「教員の常識は、社会の非常識」そうなるのも当たり前の世界が学校というところにも書きました …

やる気の出ない宿題なんかしなくたっていい

やる気の出ない宿題なんかしなくたっていいんです! やりたくなるような内容だったらやればいいですが、無理やりやらせるのは無茶苦茶です。 本来、勉強は学校でやるもの。 残業(居残りや宿題のこと)手当ももら …

新田サドベリースクールが大阪の小学校から「出席扱い」に認められました

うれしい出来事がありました! 新田サドベリースクールが大阪の小学校から「出席扱い」になりました。 鳥取の学校は「出席扱い」を認めないのに、大阪の学校は認めたそうです。 「不登校」は「欠席」ではなく、「 …

日本の学校システム 教育に競争はいらない

「学校は義務じゃない」 学校に行くことは義務じゃないのですが、多くの人は「義務教育」について間違った理解をしています。 間違った理解によって、子どもや親はもちろん、学校や教育委員会も含めてみんなが苦し …

「学校教育が原則」という前提そのものが、子どもを追い詰めている

2月12日に、フリースクール等議連ヒアリングにて「多様な教育機会確保法案」への反対意見が発表されました。 しかし、5分しか意見を聞かないという形式的なものに終わった感が否めません。 「多様な教育機会確 …

スポンサーリンク

スポンサーリンク