教育

文科省の「学校復帰だけを目的」としているのが無理があります

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教育相談体制の整備・関係機関との連携強化ですか。
教育センターの機能強化って、結局は不登校の子どもを「(無理やり)学校に来させよう」というねらいなんですね。
そもそも「明日も学校に行きたい」と思えないのに、それを連携強化でやるというのは無理があります。
文科省は、「学校には問題はない、不登校の子や家庭に問題があるから来ないんだ」という考えです。
そもそも、学校の在り方や文科省、教委の教育システムに問題があるわけで、そこを解決しない限りダメですよ。
教育センターって、不登校の子どもたちにとってどれだけ機能しているのか疑問もあります。
ちゃんと子どもの思いをくみ取って、個々への対応ができているかというと、そうではないと思いますよ。
これではお金を使う方向が間違っています。
子どもの個性を伸ばすには、従来のような学校の枠にはめたやりかたではダメだということがまだ分かっていないんでしょうね。
不登校の子どもたちは、皆自分を持っています。
親御さんもとても責任感が強く、だからこそ罪悪感を感じています。
彼らはやりたいことを持っていますが、それを表現し実現する場所がないだけなんです。
そんな場所を作っていくのが、大人の責任であり、文科省の役目だと思いますが。
年間62億円を使って学校復帰?【文科省:概算要求】
http://futoko.publishers.fm/article/9362/

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