教育

年間5000人の教員が心の病で休職 その裏に改革できない“働き方”

投稿日:

学校の仕事をして教員が死ぬ。
学校の先生が死ぬのを児童生徒が見ている。
学校というのは本当に異常な世界だ。
すでに学校システムが崩壊している状態で、個の教員の努力と奉仕でかろうじて成り立たっている。
これが今の日本の学校です。
教育行政は上からどんどん作業を引き受け、それを学校現場の「下請け」にそのまま丸投げ。現場は無茶な作業を断ることができない。さらに教員の数は減らされ一人当たりの作業量が増えていく。
そして教員本来の仕事ができないで児童生徒が放置される。外部の人たちは知りませんが、研究指定校になんてなろうものなら子どもはほったらかしです。「研究」のために子どもたちと関わる時間を減らすしかないのです。
まさにブラック職そのものです。
教員の長時間労働を解消するにはこの2つしかない。
1つは学校の業務を減らすこと
もう1つは教員の数を増やすこと
減らそうとしたらすぐにでもなくせることは多くあります。
しかし、それができないのが「学校」という所なんです。一人反対して悪者になって止めるエネルギーを使うより前年度踏襲した方が楽なんですよ。本末転倒なんですけどね。
しかし実際には学校業務は増え休みは減らされる。教員数は削減され教員志望者は減り続けている。
ここに手をつけずして働き方改革などという「ごまかし」で済ますな!
といいたい。
いよいよ2学期を目の前にしたこの時期、学校に行きたくないというのは子どもたちだけではありません。
学校が単独で断ると干されますよ。反対する教員は孤立して居場所がなくなります。
公立学校は今にも沈没しそうな船のようなもので、民間企業であればとうにつぶれています。
私は殺される前に教職を辞めました。
年間5000人の教員が心の病で休職。その裏に改革できない“働き方”

スポンサーリンク

スポンサーリンク

スポンサーリンク

スポンサーリンク

-教育

執筆者:

関連記事

別に学校なんか行かなくてもいいし、自由に自分のやりたいことをやったらいい

学校にいかなくても学ぶことはできる! むしろ、行かない方が学びは大きい。 がんばって学ぼうとしなくてもいいし、何かをしないといけないわけでもない。 変わらなければならないのは学校システムと「学校に行か …

令和元年度 低学年の不登校過去最多を更新、「早期支援を」というが?

令和元年度 児童生徒の問題行動・不登校等生徒指導上の諸課題に関する調査 この調査を見るたびに、全く他人事だと考え、学校に行かないことを問題視していると感じます。 そもそも文科省は「問題行動・不登校調査 …

倉吉市 大雪のため小学校は休校するのに中学校は各学校が判断?

倉吉市教育委員会からのお知らせ 明日は大雪のため安全面を考えて小学校は休校するのに中学校は明日の6時までに各学校が判断するとのこと。 教職員はこの大雪の中朝6時までに出勤しなければならない。 保護者の …

起業家教育には大賛成 学年イベントでお金儲けのすすめ

起業家教育には大賛成です。 子どもたちは本来生きる力を持っているのですが自己肯定感を持てないのは、周りの大人がよってたかっていろいろなことを強制していること、勉強の成果を優先して大人が評価していること …

人生を切り拓く鍵は自分の手の中にある

いやあ、本を読むのってホント楽しいです!! あらためて読み直してみました。 自分の人生ですから、カッコよくてもカッコわるくてもいいんです。 みな、他人にどう見られているか、他人の評価で自分の価値を決め …

スポンサーリンク

スポンサーリンク
21世紀の松下村塾 教育相談無料