教育

鳥取県教委の提案している「教員の働き方改革プラン」って改革でもなんでもない

投稿日:2019年11月11日 更新日:

今日は鳥取県教育研究大会に参加しました。
その中で県教委から「学校業務カイゼン活動と教員の働き方改革」についての説明と提案がありました。
はじめに担当者から「この鳥取県版 学校業務カイゼン活プラン、校長室の引き出しにしまってありませんか?」から始まりました。
働き方改革とは時短ではありません。学校から早く帰っても結局は家で仕事をやっています。仕事場が学校から家に移っただけです。それでも明日の授業の準備は間に合いません。
やるべきことは、仕事量を減らすことと教員の数を増やすしかありません。しかし、教員の負担はますます増えています。
仕事量を減らすことなしで「学校から早く帰ろうキャンペーン」をしてもなんにも変わりません。
そして、このプランはこれまでも何度も改訂されていますが、PDCAができていません。いうならばPPPPちょっとだけD、CAまでいっていないことがず~っと課題のままプランだけが次々作られています。はい、まったくお金と時間と労力の浪費をしているだけです。
教員の働き方改革が進まないのは学校現場の意識の問題が大きいに書いていますが、超過勤務、強制労働をよしとして働いていることが大前提にあります。
早朝から深夜まで勤務する教員がよしとされ、時間を減らすどころか現場間で競ってさらに仕事を増やしています。
休みを取るどころか、行事などで休みを奪われても誰も文句をいいません。きちんと代休を要求していたのは私くらいでした。
職員会議や研究会では意見を出さなくて、陰でちょこちょこ、職員の飲み会や会食などでは愚痴のオンパレード。そんなに嫌なら正々堂々と訴えたらいいのにそれをしない、すると目立つから、すると上から嫌な目で見られるから。
さらに、さらに教員ほど世間知らずの仕事人はいません。
その影響はもろ児童生徒が受けています。
日本人は子どもも大人もやめ方を知りません。だから、今最も必要なことは、「やめるトレーニング」です。
そして「チーム学校で新規不登校児童0を達成した」という小学校の発表を聞きました。
その分科会の感想。
学校がなんでもかんでも引き受けなくてもいいんじゃないの。
もっと外部に助けを求めたらいいんじゃないの。
相変わらず学校復帰を目指し、学校以外の学びの場の設置が増えていかない。
「不登校改善」「学校不適応」「協調性を育てる」「我慢できる子」などという子どもの実態や思いを無視した学校側の一方的なやりかたには疑問だらけです。
学校がなんでもかんでも抱え込む、そして外にSOSが出せない。
それができないのが根本的な問題だと思いましたね。

学校業務カイゼンプランの策定について

 現在、学校や子どもたちをとりまく教育環境が多様化、複雑化するとともに、学校に求められる教育課題が増加する中、教職員の時間外業務が常態化しているのが実態です。教職員の心身共に健康を守るとともに、子どもたちへの教育活動を充実させるためにも、県教育委員会では「学校業務カイゼンプラン」を策定し、学校現場の働き方改革に取り組みます。

学校業務カイゼンプランの策定について
教員のキャリアデザインの手引き(平成30年度改訂版)

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