社会問題

重度身体障害者の舩後さんと木村さんは国会で支援サービスを受けられない?

投稿日:

「重度障害者が受けている国の障害福祉制度サービスは規則によって通勤や仕事中に受けることができない」
障害者は働いているときにはサービスを受けられない、こういう規則があるって初めて知りました。
となれば、制度を変えるか自前でサービスを頼まなければこの2人は登院できない。
「制度がないからダメ」とか「規則があるからダメ」っていったいなんのための誰のための制度や規則なんだろう?
このケースもいかにもお役所仕事、役人が決めそうなことだなあ。
「自分の担当じゃないから」「うちの課の仕事じゃないから」「サービスの対象外だから」はあ?
目の前に困っている人がいる。そのときに自分のできることをしたらいいだけのこと、自分ができなければ近くにいる人に助けを求めることだってできる。
この国はとにかく声を出さないと、当事者が動かないと何も変わらない。
だから声を出し行動を続けていくしかない。
それとも「合理的配慮」で対応するのかなあ?
この2人が「前例」になって制度が変わればいいと思います。
人が作ったものなら人が変えることができますよね。
ただ役人に問題ありですが…

重度身体障害者の舩後さんと木村さんは、必要な介助費用を参院が「当面」負担する

重度身体障害者の舩後さんと木村さんは、必要な介助費用を参院が「当面」負担することで議員活動ができることになった。
現在の制度上では「経済活動」に伴う「外出」は事業主が費用負担することになっているので一時的なものとなる。
ゆくゆくは制度そのものを変える必要もあるが、国会議員という個人事業主である個人が負担するのか政党負担か公人として公費負担するのかの議論が必要になる。
「事業主」という立場をどう考えるかが今後のポイントになるのかな。
この問題について様々な観点から意見交換されることが重要だと思います。
参考サイト
参院、れいわの2人の介助費用を当面負担決定
れいわ2議員の国会内での介護費用、参議院が負担へ
なぜ仕事中や学校でヘルパーが使えないの? 
障害者を生きづらくさせている日本の障害福祉制度
障害当事者だから厚生労働委に配属が「合理的配慮」?配慮濫用への違和感
れいわ2議員の介護負担を巡って。社会の側にある障害と「合理的配慮」

スポンサーリンク

スポンサーリンク

スポンサーリンク

スポンサーリンク

-社会問題

執筆者:

関連記事

「バカな親がバカなことを…」で済ませてはいけない!

メディアで児童虐待の報道が流れると、 「なんて親なんだ!」 「自分の子どもをこんな酷い目にあわせるとは!」 と多くの人は考えています。 倉吉でも昨年同様の事件が起こっています。 そのニュースを見たとき …

長いものに巻かれてきた構造そのものがいじめを生む体質なんです

この児童の精神的ショックはどれほどのものか! 「人としてなんたるか」が全く欠けている説明会です。 この件は特別な事例ではありません。 横浜、青森、新潟だけのことではありません。全国各地で発生しています …

子どもの自殺の背景すべてに学校信仰と学校絶対主義がある

子どもたちが自ら命を絶つ悲劇は一向に減る傾向にはない。 2016年の小中高生の自殺の原因は「学業不振」など学校問題が36・3%、「親子関係の不和」など家庭問題が23・4%、「うつ病」など健康問題が19 …

軽井沢スキーバス転落事故 徹底した行政処分を早急にしていくべき

またまた本当に痛ましい事故が起こってしまいました。 自分の命は自分で守ることはもちろんですが、お父さんの「今回の事故について」のこちらのコメントにも注目して欲しいです。 ”今回の事故は今の日本が抱える …

令和6年能登半島地震 今すぐホテルを避難所として活用せよ!

災害の避難場所がいつまで経っても「体育館生活」であり続けるのか? 避難者を含めたすべての個人が豊かな生活を送れるよう保障することこそ、国家の責務であり存在意義である。一人ひとりの暮らしを直接に支える分 …

スポンサーリンク

スポンサーリンク
21世紀の松下村塾 教育相談無料