8才(2年生)の子に「サンタさんにクリスマスのプレゼント頼んだ?」と聞いたら、ある女の子は「ひ・み・つ」、別の女の子は「まだ頼んでない」と答えました。さらに
私「じゃあ、誰に頼んでるの?」
子「お母さんに言う」「お父さんに話す」「手紙を書く」
私「お母さんやお父さんがサンタさんに頼むの?」
子「分からない」
私「早く頼んだ方がいいよ」
子「どうして?」
私「早く頼まないとおもちゃ屋さんで売り切れてしまうよ」
子「大丈夫だもん。サンタさんは魔法でおもちゃを出すんだもん」
私「ちがう、ちがう、サンタさんが買いに行くんだよ~」
子「ちがうよ。魔法で出すんだもん」
今度は同じ質問を10才(4年生)の男の子にしてみました。
私「もうすぐクリスマスだねえ。サンタさんにはもう頼んだの?」
子「うん、サンタさんには手紙を書いた。」
私「どんなこと書いたの?何を頼んだの?」
子「ま、いろいろ書いたよ。毎年手紙書いてるし。」
私「まだクリスマスまで日にちがあるけど、結構早く書いたんだね。」
子「早く頼まないとなくなっちゃうかもしれないから。」
私「それにしても、サンタさんてすごいよね。プレゼントってどうしているんだろう。もしかしてサンタさんって大金持ちなのかなあ?」
子「きっとね。サンタさんって大きなおもちゃ工場の社長さんなんだと思う。サンタさんって外国の人だよ。」
私「外国から日本まで持ってくるのは大変だよね。」
子「だいじょうぶ。サンタさんは社長だから世界中に配達できると思う。サンタさんの会社の人たちが運ぶんだと思うよ。
私「そうかあ。サンタさんはおもちゃ工場の社長さんかあ。だから子どもたちにたくさんプレゼントが送れるんだな。」
子「そういうこと、そういうこと。」
私「クリスマスが楽しみだね。」
子「ま、もらえるのは子どもだけだから大人はもらえないけどね。」
どうやら小学校2年生~4年生くらいまではサンタさんの存在を信じているようです。
さらに、サンタさんは魔法まで使えるそうです。
サンタさんは大きなおもちゃ工場の社長さんだそうです。
今度、何年生まで信じているか聞いてみようと思います。
子どもからサンタさんへのお返しもいいし、親がサンタさんの代わりに英語でメッセージとサインを書くのはいいですね。
こういうワクワク感というか、やりとりが楽しいんですよね。
子どもが「サンタクロース」の正体に気が付く瞬間4選
サンタさんはいる。しかも、ひとりじゃない。
誰でもサンタさんになれるから。
たくさんいた方が、たくさん幸せになるから。
ええ話やなあ。
「サンタっているの?」という難問に、現役教師はどう答えるのか
サンタクロースっているの、いないの?やっぱりいたほうが楽しい
投稿日:2017年12月5日 更新日:
執筆者:azbooks